ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

「ストーンズは、れっきとしてるのよ」と妻はいった

2008年06月19日 11時53分50秒 | 心にしみる妻のひとこと
今日は風邪で体調を崩していたので午前中は家で片付けをしていた。
で、珍しくベースの練習もしてみたのだった。
というのも来週は、ベースで参加しているバンドの練習だ。
イラストレーターの佐々木悟郎さんとドラムにはジャズと音楽の師匠Nさん。ここでベースを弾いているのだから畏れ多いと言わざるを得ない。

で、今日はストーンズのライブ盤「ノー・セキュリティ」をばっくに弾いていたところ、「うるさい」と妻が行ってきた。

「それ、ストーンズでしょ。ストーンズは嫌いな訳じゃないけど、そうじゃなくてどうしても聞いてしまうからうるさくて仕方がない。わからない?  つまり、ストーンズは、れっきとしてるのよ」と妻はいった。



……やっぱり、意味不明です。



ノー・セキュリティ
ザ・ローリング・ストーンズ
ヴァージン・ジャパン

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『巧告。』を読んだ。いい広告入門だと思います。

2008年06月19日 00時25分39秒 | レバレッジリーディング
巧告。 企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること
眞木 準,副田 高行,中島 信也,山本 高史
インプレスジャパン

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京都のコピーライター講座での講義録のようだった。
なかなかビギナーにはわかりやすい何ようだと思う。
が、広告本をよく読んでいる私には(というか広告をすでにやっている俺には)かんたんな復習という風情ではあったが。

とはいえ、初心を忘れまくっているわたしにとって、とてもいい刺激になった。
山本高史さんの項は、コピーの添削が秀逸。副田氏は、解説しているさくれいが非常に美しい。尊敬する仲畑さんの様子も窺い知れるし。湯村テリーの話が出てくるが、私も湯村テリーにイラストをお願いしにいったことがある。まさに圧倒された。描いてくれたイラストも、オーダーに応えるといった次元ではなく、すでにテリーさんの作品として完成されている。だいたいお願いした以上のことが描かれているのだ。

そして圧巻だったのが、眞木 準。自分の一週間のスケジュールを公開し、そこで行われたことを解説することでコピーライターの仕事を俯瞰しようという試みなんだgあ、このスケジュールがとんでもなく過密で濃密。たぶん並のコピーライターの3ヶ月分とか半年分とかあるのではないだろうか。俺の一年分以上か? いや、スゴイです。平日は打合せ、撮影、プレゼン、オリエンが連打で入っていて、週末の土日が自分にとって祈りのようなコピーワークな時間ということだそうだが。

いや、スゴイとしか。いいようが。