ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
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映画『最高の人生の見つけ方』を見た<★★★☆☆>

2008年06月07日 01時32分39秒 | 映画レビュー
最高の人生の見つけ方
[監][製]ロブ・ライナー 
[脚]ジャスティン・ザッカム 
[出]ジャック・ニコルソン  モーガン・フリーマン  ショーン・ヘイズ ロブ・モロー ビバリー・トッド 
[制作データ] 2007米/ワーナー
[上映時間] 97分

なかなかいい映画だったと思うよ。
原題は「バケット・リスト」といって、訳すと棺桶リストらしい、つまり死ぬまでにしておきたいリストを次々にやっていく、ガンのじいさん二人の映画。
見所はハリウッド切手の名優二人、つまりジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの抜群のアンサンブルだ。ビル・エバンスとジム・ホールのアンダーカレントのような絶妙のデュオといえるだろう。それを見るだけでこの映画を映画館で見る価値は十分ある。

最近人生訓がたくさん載っているような本を読むのが趣味だが、その手の本にかいてあるのは、自分の人生の目標を策定しろ、策定した目標は紙に書け、毎日でもかけ、目標に対する実行可能なステップを作れ、そのステップを行う締め切りを設定しろ、実行したら自分に褒美を、実行できなかったら罰を自分に与えよ、とまあかんな感じだ。

この二人は人生の残りが少ないということを末期ガンになることによって知り、一気に自分のやり残したタスク(子供じみていてたわいのないものだが。いれずみを入れるとか、スカイダイビングをするとか。そういえば映画とはいえホントにスカイダイビングさせられたモーガン・ブリーマンとジャック・ニコルソンは、ホントにすごいな)を猛然と家族を捨ててやり始める。

が、本来は人は必ず死ぬわけで、棺桶リストはすべからくすべての人とが持っているべきだし、最初のものから猛然とやっている必要があると思う。

と、そういえばよく似たテーマの映画に「死ぬまでにしたい10のこと」というすばらしい映画があって。こちらはまだ子供が小さい若いお母さんの映画で、これは悲痛な美しい映画だった。
いちばん覚えているのは、子供の誕生日に聴いてもらおうと、いまの年(たしか7歳ぐらいか)から20歳までの誕生日メッセージを一本ずつにカセットにろくおんするシーンで、彼女はこの十本以上のカセットを、主治医に託し、毎年誕生日二億ってほしいと頼む。悲しいねぇ。でもいいえいがだね。

そちらも、こちらもぜひご覧ください。

キーワードは、メメン・トモリ。(以下wikipediaより)

メメント・モリ(Memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句である。日本語では「死を想え」「死を忘れるな」などと訳される事が普通。芸術作品のモチーフとして広く使われ、「自分が死すべきものである」ということを人々に思い起こさせるために使われた。



ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン共演の感動作。共に余命わずかの富豪と自動車整備工が出会い、やり残したことを叶えようとする旅の様子を笑いと涙でつづる。
自動車整備に身を捧げてきたカーターと、金に固執した人生を送ってきた実業家エドワードが、入院先の病院で同室に。お互いの余命が残り少ないのを知った彼らは、人生でやり残したことをまっとうしようと意気投合する。

http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/


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