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kan-haruの日記

イベント 東京都美術館 第62回日本書道美術院「教育部展」

2007年08月28日 | イベント
kan-haru blog 2007

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8月は書道展シーズン
8月は書道に関する展示会が各地で開催されておりますが、その中で読売新聞社の書道展は最大規模の展示会で、8月24日から9月2日まで国立新美術館の第1会場とサンシャインシテイ(文化会館)を第2会場として開かれる「第24回読売書法展」は、関東を中心とした周辺県の方の出展数が29,506点というスケールの展示です。
この読売書法展は、9月以降は地方の関西展を手始めに、中部、中国、東北、北海道、九州、四国と順次開催されます。

第62回日本書道美術院教育部展
読売の大規模な書道展に驚いたのは、孫が書道塾に通い始めて昨年の東京都美術館に出品し、その日本書道美術院教育部展(「イベント(4) 東京都美術館 第61回日本書道美術院「教育部展」」参照)を見に行ったときに、読売書法展が東京都美術館で同時開催していたので、8月は書道に関する展示会のシーズンであることを知ったのです。

    東京都美術館日本書道美術院教育部展会場

第62回の日本書道美術院教育部展(13~19日東京都美術館地下三階第二彫塑室で開催)には、昨年に続き2回目の出品で優作に入れましたので、当事者は国内におらず孫の従兄弟に当る高校生が遊びに来てましたので一緒に14日に見に行きました。

    第62回日本書道美術院教育部展

主催の財団法人日本書道美術院は、第二次世界大戦後に一番最初に誕生した書道団体であり、毎日新聞社との共催で第52回全国競書大会と併催開催です。

    併催の第52回全国競書大会 

教育部展の出品作品の規定は、例年同様に幼年を含む小学生、中学生と高校生が対象であり、体裁は軸表装にしたものと定められており、今回の出展作品の語句は「一ばん星」でした。

        出展作品「一ばん星」(拡大)       教育部展特別賞入賞作品(拡大)

みんなの書賞作品(拡大)  優作(拡大)      優作(拡大)      優作(拡大)

出展の作品は、みな個性があり、どれものびのびと力強い筆運びで書かれております。特に感心したのは、幼年児の書道でも素晴らしい書き方を見せております。

       (拡大)              (拡大)               (拡大)

日本書道美術院教育部展の出展数は、高校の部が92点、中学の部が138点、小学生の部が822点です。作品の入賞は、特待賞(小学の部1点)、日本書道美術院賞(高校、中学、小学の部各1点)、理事長賞(高校、中学の部各2点、小学の部3点)、毎日新聞社賞(高校、中学の部各3点)、毎日小学生新聞賞(小学の部4点)、全日本書道連盟賞(高校、中学の部各4点、小学の部7点)、高野山金剛峯寺賞(高校の部7点、中学の部9点、小学の部14点)、教育部展特別賞(高校の部13点、中学の部22点、小学の部30点)、みんなの書賞(高校の部28点、中学の部49点、小学の部62点)、特選(高校の部34点、中学の部49点、小学の部83点)です。

 理事長賞受賞作品(拡大) 金剛峯寺賞受賞作品(拡大) 全日本書道連盟賞作品(拡大)        

なお、小学生の部では、特選以下に秀作、優作と佳作が授与され全員に賞状と副賞がおくられます。
全国競書大会の方は、高校・中学・小学の他一般の部漢字・かな・新書芸があり、賞には教育部展と同様に特待賞、日本書道美術院賞、理事長賞、毎日新聞社賞、毎日小学生新聞賞、全日本書道連盟賞、高野山金剛峯寺賞、全国競書大会賞、書道美術特別賞、みんなの書特別賞、書芸文化院賞の各賞があります。

小・中・高校生の素晴らしい出展作品を鑑賞すると心がやすらぎ、芸の奥行きがなんとなく分かるような気持ちになります。
ゆっくりと作品を鑑賞してから、お茶でもと思ったのですが、今年の格別の猛暑で喫茶室が満員のため諦めて帰路につきました。

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