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kan-haruの日記

風景・風物詩 小金井公園 江戸名所玉川上水の桜から日本さくら名所100選の小金井公園の桜

2011年04月15日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2011 近隣の花見客で自転車置き場が満杯
            
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東日本大地震に見舞われた今年の東京の桜の満開は4月8日頃です。沈みがちの気分転換にと、以前出かけた日本さくら名所100選の小金井公園の見事な桜を思い出し、4月10日の日曜日に出かけてきました。

小金井公園
小金井公園には大森町からは、一般に中央線武蔵小金井駅から関東バスで小金井街道を北に進み玉川上水を渡り、右折して五日市街道を東に行くと約5分で「江戸東京たてもの園前」で下車します。当日は、満開のお花見日和のため、両街道は交通渋滞で車が進まないことを見越して、武蔵小金井駅からタクシーで街道を避けて、裏通りを渋滞無く玉川上水の南岸の陣屋橋に5分足らずで着きました。

 小金井公園地図

玉川上水は、かつて羽村取水堰で多摩川から取水して江戸市中へ飲料水を供給していた上水であり、上水沿いにはヤマザクラの木が多く植えられ、その「小金井の桜」は評判を得、江戸期から戦前にかけて多くの花見客で賑わい、大正13年に国の名勝に指定されましたが、五日市街道の拡幅で車の交通量が多く見る影が無くなり、現在では桜のメッカは小金井公園に移りました。
玉川上水の陣屋橋を渡り、五日市街道のコンビニで昼食のおにぎりとサンドイッチを買って、江戸東京たてもの園口から小金井公園に入りました。

 陣屋橋を渡り小金井公園に入る(:陣屋橋、:陣屋橋説明板、:陣屋橋を渡り桜並木を行くと小金井公園入口)

都立小金井公園(事務所所在地:小金井市関野町1-13-1)は、1954年(昭和29年)1月に開園し、面積が790,624平方メートルあり、敷地は小金井市と小平市・西東京市・武蔵野市にまたがっており、日比谷公園の4.8倍もあります。桜の名所として有名な園内には約50種類・1,700本の桜が植えられており、桜の園には桜が380本植栽されています。

 小金井公園航空写真

江戸東京たてもの園口に入ると、正面の広場の先には江戸東京たてもの園入り口のビジターセンター(旧光華殿)があり、それをバックにしたソメイヨシノの桜が満開で、花見の人でいっぱいです。

 旧光華殿をバックにした広場の満開のソメイヨシノ(写真拡大)

広場の左右の満開の桜の下には、シートを敷いて沢山の人が花見をしていましたので、手前のベンチに腰かけて花を見ながら購入しておいた昼食を食べ、見事な桜に感嘆し安らぎを頂きました。中央線沿線の花見客は車では渋滞なので、自転車に乗って見に来るので駐輪する場所がありません。

 広場の桜の下は花見客で満杯(写真拡大)

昼食もとり、たっぷりと満開の桜を見物したので、小金井公園の小金井街道側出口の方向にSL展示場を脇に見ながら進みました。SL展示場の保存車両はC57形蒸気機関車とスハフ32形客車が1975年(昭和50年)に設置されたもので、SLは相変わらず人気を占めています。

 SL展示場(写真拡大)

出口に近い「花の園」に植栽の、コヒガンサクラなどの各種の桜や花壇などを見ながら「小金井公園西口」を出て、帰路は西武バスでJR武蔵小金井駅へ向かいましたが、時間が早いせいか渋滞はそれほどでもありませんでした。

 「桜の園」の花(左上:桜の園説明板、中上右上:コヒガン桜、左下中下:桜の園の桜、右下:花壇)

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