真夏日であるが、頬に当たる風は涼しくなった。
季節は、「秋」なる言葉を忘れたのかと心配していたが、遅ればせながら秋が来つつある。
冷房は必要ない。夜はガラス戸をしめないと風邪を引きそうである。
戸棚から、毛布も引っ張り出した。階段を下りるように秋が深まり、
短時間で冬に移行することであろう。最近の気候は、夏冬が長く、春秋が短いような気がする。
昨日まで、「ウンカ、ウンカ」と騒いでいたが、今日は次の伝達が来た。
各田圃には、鹿防止用の網を張り巡らしている。稲刈りが近付いたので、網を取り外さなければいけない。
その作業を、18日に総出ですることになった。自分は小さなことに右往左往しているけれど、
時間は確実に過ぎ去っている。
その時その一瞬を大切にしながら生きないと、残り少ない時間が指の間からこぼれ落ちている。
今日もBSで「シルクロード」を観る。これらの映像を見てからもう一度シルクロードの旅をしたい。
それは夢のまた夢である。