暖かさを通り越して、昼間は暑いとさえ感じた。
田圃の畔の草取りをしている。直ぐに草は伸びるので、あまり意味がなさそうである。
徒労に終わるようにも思う。しかし、取り掛かったら、最後まで仕上げないと気が済まない。
あと3時間ぐらいの仕事で終了となる。無駄な仕事でもよいからやり遂げよう。
K氏は、錦帯橋の桜の花を見に出かけたとのことで、写真を送ってきた。
昨年までは、三篠川土手の桜が、見事であった。
今年は土手の大規模な工事のために、根こそぎ姿が消えた。セメントの白い肌が見えるだけである。
それを悲しんでいる住民も少ないであろう。
「源氏物語」講義の日である。平安時代の教養と言うことで、「漢詩」が出た。
杜甫の「春望」である。国破山河在 城春草木深・・・・・である。
現在の我々の感覚は、違う! 山河破国在 と言いたくなる。自然を破壊してしまった。
山は木の整理等がおろそかになり、野獣の天国になった。川の水は汚れてしまったのか、小魚も住み難くなった。
杜甫の時代にもう一度返ることが出来るのであろうか?
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