2月半ばに胃がん手術をし、その後抗がん剤治療をしているFさんの様子について、電話が入る。
独り住まいの高齢女性である。毎日のように点滴を受けに近くの病院に自家用車で通っている。
痩せてはいるが自動車を運転できるのだからと思っていた。
しかし、今日の電話はもっと心配な状態である。足がパンパンに腫れているとのことと、
駐車場から病院までの短い距離の間に、2回も転んだとの目撃証言である。
幸いなことに、かすり傷と打身で、骨には異状がなかったようである。
骨にヒビとか折れていたら、寝たきりになる可能性がある。
このままでは拙い!!周囲の者はどうにもならないので、一人娘にメールを打つことにする。
様子を知らせるだけで、帰るかどうかは本人任せ。
とにかくこの不安な状況を放置することはできない。
「生老病死」の意味が、身近くに迫ってくる。歳を取ることは厳しい。
野間 宏著 「親鸞」を読み始める。
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