心の錘

　雨の日は、上着が欲しいほど寒い。晴れの日は、水着になりたいほど暑い。
体調を整えるが一苦労である。雨の日は、”ヨシッ　働こう”と自分を鼓舞するのにエネルギーが要る。
朝から電話が鳴っているが、電話口に出たくない。電話恐怖症である。
８時頃になると、ウツ症状であるという人から、「ご飯が食べれない。眠れない。頭が痛い。
足が痺れる。」等々の訴えがあると、一日中やりきれない。
専門医にかかっているのだから、素人の自分は何も言ってはいけない。「困ったねー」としか言えない。
苦しいことばかりを沢山訴えられると、心が重くなり、その錘を捨てる場所がない。

　ブラシの木

　初心者パソコン講習会でのことである。文章を打つ練習をした。
「今日は、よい天気です。」を練習する。問題はないと思っていたが、気付かないことがあった。
”きょうは”と打つところを、”きょうわ”と打つ。「”わ”ではなくて、”は”ですよ」
と言ってもなかなか理解してもらえない。よく考えてみると、
文章としての”今日は”と、挨拶としての”こんにちわ”を混同している。
同じことが、”え”と”へ”にも言えそうである。なんとなしに使っているが、日本語は難しい。