同級の友に電話をする。
「もしもし」 「あんた、誰?」 「私よ!」 「可愛らしい声をしているから、また宣伝電話かと思った!」
やっと話が通じて会話になる。「死にたいの!親しい友が死んだのよ。2,3日前に知ったの!」とのこと。
(わざわざ死ななくても、もうすぐ死ぬのだから)と言いたかったけど声にはしない。
「コロナの時代だから、友の死を知っても葬儀は遠慮しなければいけないね。」と言う。
「あまりコロナには囚われていない。周囲の人達もあまり気にしていない。変わったことはないよ。」
「世の中は大きく変化して、取り残されてしまうほどよ。
キャッシュレスの時代だし、銀行は通帳なしに取引しつつあるし、学校も職場もインターネットの時代。」
「世の中の流れに沿わないでも、解らなかったら傍にいる人に訊けばよい。」
もっともっと急スピードで世の中は動いている。
考えずに従来の生き方をしていると、浦島太郎になる。
生きている期間だけは、世の動きがわかる生活をしたい。他人と会話が出来る日々が欲しい。
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