フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

2020-02-01 19:23:38 | 日常雑感

 安佐市民病院医師・土手先生による講演会がある。

題は「終活」となっていたが、医師の終活は「死」そのものに向かっての心構えである。

75歳前後を境にして考え方が違ってくるのを感じる。

明日ありと思う心の・・・の歌の通り、いつ何事が起っても不思議ではない。

それに対する準備は必要である。

意識が無くなった時のどのようにして欲しいかを、周囲の者に意思表示をしておく必要がある。

認知症に効く薬は、ないと言っても過言ではない。暴言等のある場合には、一時押えをする薬はあるが・・・。

ボケない五箇条はある。①仲間がいて気持ちの若い人 ②人の世話をよくし感謝のできる人

③ものをよく読みよく書く人 ④よく笑い感動を忘れない人 ⑤趣味の楽しみを持ち旅の好きな人 とのことである。

参考になったことはいろいろあるが、すぐに忘れることであろう。

印象に残ったことは、「恋をしてください」との言葉である。

「心も身体も使い切って死にたい」そのためには、この世への未練を少なくすることであろう。

紫の上が、光源氏に言った言葉。「この世は かばかりと 見果てつるここちする齢(よわい)にもなりにけり」

恋の対象はたくさんある。

今年も稲作。友とのお喋り。海外旅行。読みたい本。歎異抄の研究。ブログの更新。筋力アップの体操。

さらに、曽野綾子氏の最後を見届ける。数え上げればきりがない。

まだこの世への恋がいっぱいである。明日は「老人会追弔法要と新年会」がある。これも恋の一つである。

あの人達と食事に行くことも恋である。「恋」が多すぎて困ったなー!!!

コメント
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