団地を受け持っている民生委員と話した。
ゴミステーションまで行くのが難しくなった老女から、SOSが入った。
ゴミの日に、ゴミ出しをして欲しいのだけど、どうすればよいだろうかとのことである。
中学校の近くなので、中学生に呼び掛けて見ようと思い、学校に行き校長先生に会った。
すると、該当地区の生徒に声かけをすると、5人が手を上げボランティアを希望した。
2人組になって、順番にゴミ捨てをすることを頼んだ。
生徒たちは喜んでボランティアをし、老女も感謝していた。
そのことを民生委員会で報告すると、意外な反響があったとガックリしていた。
まず、親権者の了承を得ていないのはおかしいとの意見。
次に、ボランティアに頼むのではなくて、地域包括センターに報告して、
ヘルパーを送り込むべきだとの意見。
「自助、共助」をしてから、どうにもならない時に「公助」になるのではないだろうか?
若者にも、ボランティアの喜びを知らせる必要がある。
良いことは、皆に分けて体験する事が必要である。