中国・昆山在住のY氏からの情報。写真提供もY氏。
職を求めて職業紹介所に集まっている人々である。
以前大学生の就職難について書きましたが、
さらに労働の需要と供給のバランスが崩れ、
社会不安を引き起こすのではないかとの事である。
45歳ぐらいで早々と定年している人もいるという。
2010年には中国の総労働人口は8億3000万人となり、
そのうち大学新卒などによる新労働人口の総数は5000万人。
しかし求人は4000万人程度と予測されるため、
実質1000万人の就職口がないという計算になる。
街中では労働の場を失い路頭に迷う人や、
職業安定所で求人の貼り紙を眺める人が多く見られる。