通でがんす

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広島三大祭で、毎年11月18日から20日に行われる祭りは何?

2009年11月14日 | 広島の話題

宮島に管弦祭、鎮火祭などの有名な祭があるように、広島にも「広島三大祭」といわれる有名な祭がある。


【問題】
広島三大祭のひとつで、毎年11月18日から20日に行われる祭りは何でしょう?

1.えべっさん  2.とうかさん  3.ひろしまさん  4.すみよしさん


【ヒント】
商業の神様といえば…?



ひろしま通認定試験は2009(平成21)年12月6日(日)実施です。



【正解】
1.えべっさん


【解説】
広島三大祭は、「とうかさん」「すみよしさん」に「えべっさん」。

えべっさん」とは、「えびす講」(正確には「えびす講誓文(せいもん)払い」)と呼ばれる胡子神社の秋季大祭のこと。

「えべっさん」は11月18日から20日に行われるが、神社では11月17日から19日が宵宮(よいみや)、20日が本祭とする。
露店では、おかめの面や大福張、大判小判、宝船、七福神をあしらった竹の熊手「こまざらえ」が売られる。
買い求めた熊手は胡子神社でお払いをしてもらう。

胡子神社は、1603(慶長8)年、町の繁栄を願う長老が、吉田にあった「胡子(えびす)神」を現在の場所に移したのが始まりとされる。

胡子神社由来 えびす通り商店街


社殿前には、毎年、特大の賽銭樽(さいせんたる)が置かれとって、それを覗いてみるのが楽しみなんじゃ。
賽銭の中に、必ずお札が入っとる。
商売をしとる人が、なんとか儲かるように祈って、お札を入れるんじゃろうのう。
わしゃ、だいたい52円(五重に縁(ごじゅうにえん=52円)がありますように)しか入れんけえ、お札を入れるという気持ちがようわからん。


もちろん、「ミスえべっさん」ならぬ「福娘」もいらっしゃいます。

胡子講「福娘が迎えます」 中国新聞


出張で東京に行ったとき、鷲(おおとり)神社の「(とり)の市」に行ったことがあるんじゃ。
やっぱり熊手を売っとるんじゃが、広島と違うのは、売り買いが成立したときに手締めをすること。
広島は、売って買って、それだけ…。
それが悪いんじゃないが、手締めがあると活気が出て、見とるだけでも「おお、商売繁盛、間違いなしじゃ!」と思えるけえ、不思議なもんじゃのう。
今年(2009年)は、「一の酉」が11月12日、「二の酉」が11月24日。


今日は、えびす講について勉強をさせてもらいました。
熊手のことを「こまざらえ」と呼ぶのは、今回初めて知りました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。


ほいじゃあ、またの。


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