宮島に管弦祭、鎮火祭などの有名な祭があるように、広島にも「広島三大祭」といわれる有名な祭がある。
【問題】
広島三大祭のひとつで、毎年11月18日から20日に行われる祭りは何でしょう?
1.えべっさん 2.とうかさん 3.ひろしまさん 4.すみよしさん
【ヒント】
商業の神様といえば…?
ひろしま通認定試験は2009(平成21)年12月6日(日)実施です。
【正解】
1.えべっさん
【解説】
広島三大祭は、「とうかさん」「すみよしさん」に「えべっさん」。
「えべっさん」とは、「えびす講」(正確には「えびす講誓文(せいもん)払い」)と呼ばれる胡子神社の秋季大祭のこと。
「えべっさん」は11月18日から20日に行われるが、神社では11月17日から19日が宵宮(よいみや)、20日が本祭とする。
露店では、おかめの面や大福張、大判小判、宝船、七福神をあしらった竹の熊手「こまざらえ」が売られる。
買い求めた熊手は胡子神社でお払いをしてもらう。
胡子神社は、1603(慶長8)年、町の繁栄を願う長老が、吉田にあった「胡子(えびす)神」を現在の場所に移したのが始まりとされる。
胡子神社由来 えびす通り商店街
社殿前には、毎年、特大の賽銭樽(さいせんたる)が置かれとって、それを覗いてみるのが楽しみなんじゃ。
賽銭の中に、必ずお札が入っとる。
商売をしとる人が、なんとか儲かるように祈って、お札を入れるんじゃろうのう。
わしゃ、だいたい52円(五重に縁(ごじゅうにえん=52円)がありますように)しか入れんけえ、お札を入れるという気持ちがようわからん。
もちろん、「ミスえべっさん」ならぬ「福娘」もいらっしゃいます。
胡子講「福娘が迎えます」 中国新聞
出張で東京に行ったとき、鷲(おおとり)神社の「酉(とり)の市」に行ったことがあるんじゃ。
やっぱり熊手を売っとるんじゃが、広島と違うのは、売り買いが成立したときに手締めをすること。
広島は、売って買って、それだけ…。
それが悪いんじゃないが、手締めがあると活気が出て、見とるだけでも「おお、商売繁盛、間違いなしじゃ!」と思えるけえ、不思議なもんじゃのう。
今年(2009年)は、「一の酉」が11月12日、「二の酉」が11月24日。
今日は、えびす講について勉強をさせてもらいました。
熊手のことを「こまざらえ」と呼ぶのは、今回初めて知りました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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