通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

朝焼け 2014年10月12日~余裕のよっちゃん~

2014年10月12日 | 日記






2014年10月12日(日)

旧暦/9月19日

月齢/17.9

日の出/6時13分

撮影時間/6時25分





~余裕のよっちゃん~






東広島市西条町(さいじょうちょう)では、昨日、今日の2日間、恒例の酒まつりがおこなわれた。

会社帰りの山陽本線(広島方面行き)は、酒まつり帰りの方がたくさん乗っとられたので、立ったまま。

いつもの日曜日なら余裕のよっちゃんで座れるんじゃがのう…。





甲子園球場では、セ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)のファーストステージがおこなわれた。

広島カープは、1勝もできずに敗退が決定。

CSくらい余裕のよっちゃんで勝ち抜けるようになって欲しいのう。





東シナ海を北上中の大型で強い台風19号は、明日の夕方ころ広島に最接近とのこと。

こっちは余裕のよっちゃんでは困る。

できる準備は、今のうちからやっときましょう。





ところで、「余裕のよっちゃん」なんて言葉、今じゃ死語なんかのう。

自分でも久しぶりに使(つこ)うたくらいじゃけぇ。

「そんなの余裕でできるよ」「朝飯前だ」くらいの意味かの。





ほいじゃあ、またの。
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バカンスをエンジョイしよう!?

2014年10月12日 | まんが・テレビ・映画
バカンス

緑の恐怖

ウルトラセブン第2話






「今日は『ウルトラセブン』第2話「緑の恐怖」に出てきた、「バカンス」という言葉について」

「地球防衛軍の石黒隊員が、宇宙ステーションV3(ブイスリー)からウルトラホーク2号に乗って、6ヶ月ぶりに地球へ帰還する。出迎えたキリヤマ隊長が、石黒隊員にこう言うんじゃ」



「かわいい奥さんと地球のバカンスをエンジョイしてくれ」
(キリヤマ隊長)




「バカンスとかエンジョイって死語なんじゃ?」

「バカンスは死語じゃろうが、エンジョイはまだまだ使うと思うで。最近の若い者はどうか知らんが…」

「ところで、バカンスってどういう意味なんじゃろ?」

「自宅から離れて、いつもの仕事をせず、休養や旅行などをする長期休暇を意味するフランス語「vacances」のこと。英語では「vacation(バケーション)」というがの」

「バカンスいうたら、ふつう2~3週間くらい休むよね」

「最近は、日本でも年末年始やお盆に10日くらい休むことがあるが、「仕事があるから」という理由で休日を返上して働くのはふつうのことじゃ」

「日本人は休暇よりも仕事を優先しとるけぇね」

「そのあたり、休みに対する感覚が全然違うよの。フランス人は、バカンスのせいで起こる不便に対しても寛容じゃ言うし」

「ところで、石黒隊員がもらえた休暇は?」

「(胸を張って)1週間!」

「6ヶ月働いて、休暇がたったの1週間?」



「そこが地球防衛軍の厳しいところさ」
(キリヤマ隊長)




「セブンが放送されたころは、それが「バカンス」じゃったんかね?」

「セブンが放送されたのは、1967年(昭和42年)から1968年(昭和43年)。小林信彦(こばやし のぶひこ)氏の『現代「死語」ノート』によると、この言葉が流行したのは「1963年(昭和38年)」としたうえで、次のように書かれとられる」



それまで日本になかった、そしてその後もあり得ない<バカンス>という言葉が流行したのは、悲しい現実である。

(小林信彦・著『現代「死語」ノート』 (岩波新書、1997年))




「「悲しい現実である」という言葉が、ずしりと重い」

「そういや、ザ・ピーナッツが『恋のバカンス』をヒットさせたのはいつじゃったっけ?」

「1963年の4月。この歌も「バカンス」いうフランス語を日本で流行させるのに貢献したそうじゃ」

「なんと、バカンスいう言葉が流行したのは、今から50年も前になるんじゃね」

「「ハッピーマンデー制度」いうて、月曜日を休みにすることで、土・日・月の3連休にして余暇を増やそういう制度もあるが、その精神もなかなか浸透せんしのう」

「週休2日制も、どっちか1日は仕事しとる日があるし」

「日本人には、「バカンス」いう発想はあり得んのじゃろうの」





「今日は、バカンスについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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