NHK連続テレビ小説
タイトル
視聴率
「この間の月曜日(9月30日)から、NHK連続テレビ小説『マッサン』の放送が始まったのう」
「おとつい、朝のNHKラジオ番組(『とっておきテレビ』9:05~)でやりよったんじゃけど、最初は『マッサンとエリー』というタイトルも候補にあったんじゃと」
「ありそうなタイトルじゃの」
「「言い切ったほうが迫力がある」「エリーからの呼びかける感じが出ている」いうことで、今のタイトル『マッサン』に決まったらしいよ」
「なるほど」
「あと、NHK連続テレビ小説では「ん」や「ン」で終わるタイトルの作品は視聴率がええ(=良い)らしいね」
「ほんまか?」
「新しいところでは、視聴率で過去10年間の最高を記録した『花子とアン』(2014年前半、ビデオリサーチ調べ(関東地区)の平均視聴率、以下同じ)の22.6%」
「ごきげんよう(美輪明宏の声で)」
「最近のものでは、『ごちそうさん』(2013年後半)が22.4%で、『あまちゃん』(2013年前半)が20.6%」
「じぇじぇじぇ」
「極めつきは、今から31年前の1983年に放送された『おしん』(1983年)の52.6%」
「最高視聴率は、なんと62.9%!!」
「こうやってみると、タイトルが「ん」か「ン」で終わる作品って、けっこうあるんじゃね」
「そこで、ウィキペディアで調べてみた…」
『おはなはん』(1966年、45.8%)
『信子とおばあちゃん』(1969年、37.8%)
『おはようさん』(1975年後半、39.6%)
『雲のじゅうたん』(1976年前半、40.1%)
『おていちゃん』(1978年前半、43.0%)
『マー姉ちゃん』(1979年前半、42.8%)
『なっちゃんの写真館』(1980年前半、39.6%)
『ハイカラさん』(1982年前半、36.2%)
『よーいドン』(1982年後半、38.8%)
『チョッちゃん』(1987年前半、38.0%)
『かりん』(1993年後半、31.4%)
『甘辛しゃん』(1997年後半、26.6%)
『すずらん』(1999年前半、26.2%)
『ちゅらさん』(2001年前半、22.2%)
『ほんまもん』(2001年後半、22.6%)
『まんてん』(2002年後半、20.7%)
『芋たこなんきん』(2006年後半、16.8%)
『ちりとてちん』(2007年後半、15.9%)
『だんだん』(2008年後半、16.2%)
『てっぱん』(2010年後半、17.2%)
『カーネーション』(2011年後半、19.1%)
「…調べてみたら、『花子とアン』までのNHK連続テレビ小説・全90作品のうち、25作品がタイトルが「ん」「ン」で終わっとった」
「へぇ~。視聴率の話に戻ると、『マッサン』の初回平均視聴率は『花子とアン』と同じ21.8%で、過去10年間で最高いうていよったよ」
「広島地区でいうと、『マッサン』は25.8%じゃったそうな。ちなみに、『花子とアン』は20.1%」
「さすが、地元のドラマには食いつくね」
「わしらも便乗して話をさせてもらいよるがの」
「『おしん』『マッサン』といえば、どちらの作品でも泉ピン子がお母さん役を演じられとってじゃね」
「ヒロイン・エリーをいびる姑(しゅうと)・泉ピン子が怖い」
「外国人の嫁は絶対認めまへん!」
「マッサン、もちぃっとがんばらにゃ!!」
↓NHK朝のテレビ小説『マッサン』については、こちら↓
NHK連続テレビ小説「マッサン」
【参考HP】
「NHKの連続テレビ小説、「ん」で終わる作品はよく見られているって本当?」マイナビウーマン
「連続テレビ小説」ウィキペディア
【参考記事】
「「マッサン」初回 広島地区は25.8%」中国新聞 2014年10月1日)
「今日は、「ん」や「ン」で終わるNHK連続テレビ小説の作品は視聴率がええということについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」