通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

朝焼け 2014年10月9日

2014年10月09日 | 日記






2014年10月9日(木)

旧暦/9月16日

月齢/14.9

日の出/6時10分

撮影時間/6時30分






青色ダイオード(LED)を開発した3氏がノーベル物理学賞を受賞された、との報道がありましたのう。

今までの白熱灯や蛍光灯は、光るときに電気エネルギーの一部が熱に変わる。

これに対して、LEDを使う照明は電気を直接光に変えるため、今までより効率よく発光することができるんじゃそうな。





ところが、熱が出んことで困ることもあるそうじゃ。

それは、雪が降ったとき。





今までの電球式のものは、信号機についた雪を熱で溶かすことができた。

…んじゃが、LEDでは発熱が少ないため、雪を溶かすのが難しい。

そこで、積雪の多いところでは、着雪を防ぐためのフラット型いうタイプが主流になっとるそうじゃ。





新しい発明があっても、便利なだけじゃない。

不便なところもある。

そこを改善していくのも大事なことじゃ。





ほいじゃあ、またの。
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滝夜叉姫

2014年10月09日 | 広島の話題
ぽるフェス

日吉神楽団

滝夜叉姫






「この間の日曜、パセーラの前を通りかかったら、ぽるフェスをやっとった」

「ぽるフェス?」

「広島ホームテレビのキャラクターで「ぽるぽる」いうのがおるじゃろ?」

「あぁ、このキャラ」







「ステージを見たら神楽をやっとったけぇ、ちょいと鑑賞させてもろうた」

「どこの神楽団?」

「安芸高田市(あきたかたし)の日吉神楽団」

「出し物は?」

「滝夜叉姫じゃの」

「…滝夜叉姫ってどんな話?」

「平安時代の中ごろ、下総(しもうさ)の国(現在の茨城県あたり)に平 将門(たいらのまさかど)という豪族がおった。将門は939年(天慶2年)、反乱を起こして関東を従え、自らを新皇(しんのう)と名のったんじゃ」

「新皇いうのは、新しい天皇ってこと?」

「ほいじゃけぇ、朝敵(ちょうてき)、つまり天皇に敵対する勢力とみなされたんじゃの」

「そりゃ退治されるよ」

「そのとおり。将門は乱を起こした翌年、武士の平 貞盛(たいらのさだもり)、藤原秀郷(ふじわらのひでさと)らによって打ち取られた」

「お父さん、詳しいね」

「わしが初めて年間を通して見たNHK大河ドラマが、将門が主人公の『風と雲と虹と』(原作:海音寺潮五郎、1976年放送)じゃったけぇの」

「1976年(昭和51年)いうたら、38年も前の話になるんじゃね」

「故・村田英雄(むらた ひでお)さんが歌われとる主題歌のシングルレコードも持っとるぞ。余談じゃが、主人公・将門を演じた加藤 剛(かとう ごう)氏も歌うとられる」



♪友よ風のように 駆けたくないか

あの雲の峰を越えて 行きたくないか

(「風と雲と虹と」作詞:福田善之、作曲:山本直純、東芝EMI)









↓『風と雲と虹と』のオープニング(歌なし)については、こちら↓

「風と雲と虹と OP」You Tube





「…で、その将門と滝夜叉姫ってどういう関係があるん?」

「将門には五月姫(さつきひめ)という名の娘がおった。姫は父の無念を晴らすため、京の貴船明神で祈願をした」

「その五月姫が夜叉になる…?」

「ほうじゃの。祈願をして妖術を授かった姫は滝夜叉に姿を変え、下総の国の城に立てこもって、天下に災いをなした」

「すると、姫も退治されるわけ?」

「陰陽博士・大宅中将光圀(おんようはかせ・おおやのちゅうじょうみつくに)に、滝夜叉姫の退治せよとの天皇の勅命(ちょくめい)、つまり天皇の命令が下る。そして激しい戦いの末にこれを鎮圧するというのが、滝夜叉姫の話じゃ」







「舞台の奥より、五月姫登場! 我こそは、玉梓(たまずさ)が怨霊(おんりょう)~!!」

「…そりゃ番組が違うじゃろ」





「滝夜叉に姿を変えた五月姫」

「鬼の面をかぶっとってんじゃね」





「くもの糸にからめとられる滝夜叉。おの~ぉれおのれ、ガッチャマン!」

「…それも番組が違うって」





「ブシュッ!

ぐわぁぁぁぁ…

一刀のもとに切り伏せられる滝夜叉」





「滝夜叉を退治して、めでたし、めでたし」



♪今日もめでたしめでたしで

ヨカッタネ! ヨカッタネ! ヨカッタネ!

(「ヨカッタネ宇宙」作詞:伊藤アキラ、作曲:渡辺宙明、歌:たいらいさお)






「…というのが、わしの勝手な解説。間違(まちご)うとったら、スミマセン」





↓ぽるフェスについては、こちら↓

HOMEぽるフェス メガ盛り200%





↓日吉神楽団については、こちら↓

「日吉神楽団」安芸高田市





↓滝夜叉姫については、こちら↓

演目の解説・滝夜叉姫




撮影日:2014年10月5日





「今日は、神楽・滝夜叉姫について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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