味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

事有るに至るりては、則ち小臣を信じて

2020-11-15 10:30:27 | ブログ
第4308号 令和2年11月15日(日)

 貞観政要

 事有るに至りては、則ち小臣を信じて大臣を疑ふ。其の軽んずる所を信じ、其の重んずる所を疑ひ、将に至治を求めんとするも、其れ得可けんや。又、政は恆有ることを貴び、屡々易ふるを求めず。頁598

 (訳)しかし何か事が起こりますと、小臣を信用して大臣を疑っております。このように軽んじている小臣を信用し、重んじている大臣を疑い、非常に治まることを求めようとしても、それは得られるものではありません。また、政治は高級不変であることを貴び、度々変改することを求めません。頁600
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 どこの国でも政治の世界では何かと動きがあると思いますが、特にアメリカではバイデン、トランプの駆け引きがあるようです。そういう状況であっても、真面目さ、正確さは持ち続けたいものです。

 昨夜の空手道教室もにぎわいました。優李君と琢郎君がノートのご褒美をくれと要求しましたが、この次にあげますと話ました。途中琢朗君がまともに稽古しないので、ホッペタをパッチンしました。とにかく将来へ向けて少しでも社会性を培えるよう優しさ厳しさを交互に取り入れながら、指導をしていきたいと思います。

 そういう指導が功を奏したのが慈昭君なのです。空手道をおけいこして22年になる慈昭君は見違えるほど成長しました。大変有難いことです。