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2024 6/23の拝観報告1(京都阪口庵)

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写真は、控えの間。

日曜日です。
この日もいろいろ忙しかったです。
まずは10時頃市バスで自宅を出て、10:45頃にやって来たのが京都阪口庵です。
三年坂の青龍苑にある、元料亭の京都阪口の後にできた茶道体験に参加しました。
この日は元々この後の2件がメインの日程でした。
そしてこの次に行く場所に青龍苑が近かったのです。
以前青龍苑の庭園を見ていた時から、阪口の数寄屋の広間に入ってみたいと思っていました。
そこで今回調べたら、阪口での茶道体験を発見した次第でした。

参加費は通信料も含めると5,018円。
現地に行って驚いたのは、今は青龍苑に入れなくなっているんですね。
この茶道体験でお庭が見えるので、邪魔にならないように立入禁止にしたのでしょうか。
この茶道体験は昨年11月頃から始まっているそうです。
ただし問題があります。
この茶道体験は「外国人をメインターゲットにしている」ことです。
なので、申し込みも現地での説明も「全部英語」ですw
この日はさくらさんと同行でしたので、申し込みも僕が2人分しています。

さて11:00前になると、前の席も外国人旅行客さんが10名ほど出てこられました。
最初に控えの間に荷物を置いて、全員揃うのを待ちます。
揃うと奥の広間に通されます。
我々の会も僕とさくらさん以外の8名はすべて外国人旅行客さん。
最初に懇親がてらどこから来たか聞かれ、各グループ、イタリア、スペインとスイスと言っておられました。

まずはお茶会。
お点前があり、お薄を戴きます。
雰囲気を味わってもらおうということでしょう。
そして茶道のお話をされますが、全部英語。
僕の受験時代、リスニングはまだ必須ではなかったので、それほど聞くのは得意ではありません。
しかし話の展開を予想しながら聞くと、大体言っていることは分かりました。
さて始まって25分ほどで一旦小休止が入ります。
どうやら外国人の方は正座はもちろんのこと、平床に長時間座るのもツライようですね。

小休止後は各自でお薄を点てて戴きます。
最後は庭先や床の間の前でグループ毎に記念撮影タイムで終了。

阪口の広間の写真は明日の本編でw

11:45頃に終了し、次へと向かいました。

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一真庵

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写真は、露地庭園。

一真庵(いっしんあん)は嵐山にある茶道の教室で、表千家流の茶道体験もできます。

アクセス
嵐電嵐山駅で下車し、長辻通を右折します。
JRの踏切も渡り約520m進むと丸太町通に出ますが、さらに直進します。
約220m進んだ野々宮神社の御旅所の手前を左折します。
約60m先の御旅所の敷地が途切れた右手の路地の奥に一真庵があります。

HPから個人申し込みで15,000円で90分の茶道体験が出来ますし、
今回は2024/6/22にらくたびの「表千家 一真庵 茶室  千利休直筆掛軸・和室 徳川家康直筆掛軸」でお邪魔しました。

表門を入ると石畳は左に折れ、左手に玄関があります。
こちらを上がり左手に進むと、鞘の間を経て8畳の広間があります。
付書院に床の間があり、当日は徳川家康の南無阿弥陀仏を書き綴った掛け軸が掛けられていました。
こちらでまずは若村先生から千利休についての講座があり、お茶の先生からお薄の戴き方の解説がありました。

鞘の間から表に出ると、苔のきれいな露地庭園があります。
左手の屋根は見事な檜皮葺です。
露地庭園は右手に続き、角に腰掛け待合があります。
ここでさらに右に露地庭園は折れ、柴折れ戸をくぐると小間の茶室 一真庵があります。
この辺りも多種の苔が非常にきれいに手入れしてありました。

躙口から茶室に入ります。
茶室は2畳台目。
床の間には千利休が上林に宛てたとされる礼状が掛けられていました。
最奥の台目畳の奥は水屋を経て、先の広間につながっていました。

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