平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2014年7月6日 神を畏れない者は民衆を不幸にする

2014年07月12日 23時01分08秒 | Weblog
神を畏れない者は民衆を不幸にする

 神様を畏れない政治家が時に現われて民衆を不幸にする。集団自衛権の行使を容認すれば、戦争に巻き込まれることくらい、誰にもわかる。これからは、ミサイルの雨が降ってくるかもしれない。同盟国と同じように見なされ、テロもまたこの国でも起こるかもしれない。基地は必要とされ続け、それこそ、これまで以上の苦しみを沖縄の人々は強いられることになるだろう。
 危険と不安をこの平和な国に招き入れたとして、この男の名は歴史に残ることだろう。多くの国民の期待は、経済面における働きだったはず。平和なこの日本を台無しにすることを願っている人は誰もいない。我々国民の平和と安全を守ることに努めるべき政治家が、危険と不安に陥れる、暴挙と言う他はない。
 日本の誇るべきものは、平和憲法。この理念は、イエス・キリストの教えに通じている。唯一、平和を維持する方法は、集団自衛権を行使しないことだ。この国の憲法は、国の交戦権を認めてはいない。戦争は、どこの国も、集団自衛権を主張して行ってきたことを歴史が証明している。いったいどこの国が、この戦争は侵略するためのものだと言っただろうか。
 集団自衛権の行使を容認することは、文字通り、戦争を容認することに他ならない。これまで戦争のできない国だからというので、中立だと思われ、赦され、勝ち得てきた信頼が崩壊する。アジア諸国は日本をこれまでと同じようには見ない。以前のあの過ちを犯した国がやってくる・・。


平良師

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