平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2013年4月28日 憲法記念日を前に

2013年05月10日 09時57分52秒 | Weblog
憲法記念日を前に

 憲法を変えようという動きがある。「キリスト者九条の会・北九州」のパンフレットから紹介する。現憲法から→こう変わる。
 「憲法を守るのは国家で、これを守らせるのは国民→憲法を守るのは国民、守らせるのは国家」。「天皇は国家の象徴→天皇は国家の元首(元首とは、国を代表する国家の最高機関、または行政府の首長)」。「戦力は保持しない→国防軍を保持する」。「国およびその機関は宗教教育、その他いかなる宗教活動もしてはならない(20条)→国が社会的儀礼および習俗的行為と認めたことに国民は従わなければならない」。「表現の自由を保障→公益、公の秩序を乱すものは認めない」。「憲法の改正は各議院の総議員の三分の二以上の賛成で発議し国民に提案する(96条)→二分の一の賛成で発議し国民に提案する」。「基本的人権の保障→削除」。現憲法は、立憲主義に基づいて作られている。「少人数の人権を守るために、国家権力を縛るために憲法という道具を使おう」というものだ。
 まず、96条の改憲から始めようとしている。そして、今日(4月23日)、超党派の国会議員たちが靖国神社を大勢で参拝した。さて、私たちはイエス様に従う群れである。平和を作り出すことを望まれている。前の戦争ではアジアの国々に迷惑をかけた。怖い時代が到来しようとしている。前の戦争の惨禍を体験したことのない世代が、ほとんどになった。私も戦争が終わって10年後に生まれ、この改憲を進めているお方と同学年の58歳。


平良師

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