平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2007年5月20日 五月晴れのように

2007年07月26日 22時20分24秒 | Weblog
   五月晴れのように

 五月晴れのさわやかな天気のように、いろいろとうれしいことがあったり、抱えている問題が解決したらいいのだが、この天気とは裏腹にいいことが少ない。
 先日も少年が母親を殺すという事件があった。子どもの親殺しは、昨年の倍の件数になっているという。精神鑑定の必要があるということだ。子どもだけではない。
 新聞には、現代のサラリーマンは、労働過重で体や精神を病んでいる者がさらに多くなっているとあった。社会が格差社会となりつつあるなか、自分たちだけは、上の方にと、競争も激化していくのだろう。あちらこちらでひずみはさらに大きくなり、その犠牲になる人々も多くなる。
 聖書は多くの真理を私たちに語っている。それに耳を傾ける人もおれば、耳を貸さない者もいる。私たちは、聖書から知恵をいただき、聖書の賢さに生きるべきで、世のずる賢さに生きることをしない。
 そこを踏み間違えると、罪へと転落するだろう。そうなることが、私たちにとっては、一番心晴れないことだ。私たちは失敗をしてもよい、損をしてもよい、寂しいことだが、人に裏切られてもよい、侮られてもよい、それが、もし、聖書を生きることによってもたらされるのなら、私たちは、心晴れやかに、日々を堂々と過ごすことができるのである。
 それでも、どこかでイエス様を裏切ってはいやしまいかと、我々は思う。だから、昨日も今日も明日も十字架におかかりになっているキリストがおられると信じたい。


平良師

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