船旅なかなか風情あり!
休暇をとりフェリーで神戸まで行った。時間はあるし、そのあと車であちこちと回りたかったので、そのようにした。また、安いということもある。新幹線は博多から新大阪間で通常価格は自由席で大人1人片道15,000円だが、フェリーならば、新門司から神戸まで、ワンボックスカーの乗用車と二等室の大人二人で、片道約24,000円だ。
それから教会車は、福祉車両なので、往復の二度にわたり、下船の際は、最初に降りられるように配慮してくれた。調べてはないが、おそらくそうだろう。フェリーは、夕方に出港し、早朝到着する。季節によっては、夕日や朝日を見ることもできる。瀬戸内海を通るのでほとんど揺れない。食事はレストランがあり、料理の皿がずらっと並べられ、好きなものをとって最後に会計を済ますことになっている。食べられる量を考え、多くの皿をとっても、1人2,000 円もあれば十分だ。ちょっと贅沢した気分になる。
ラウンジでは、ギターとボーカルの生演奏もあった。往きはソフトバンクと西武の試合があり、見事な逆転勝利。テレビ観戦していた人たちは、ほとんどがソフトバンクのファンでかなり盛り上がり、見 ず知らずの人々がこのようなところで一つになっていた。
船内の浴場はかなり広くゆったりで、窓からは海岸線の町の明かりも見えた。二等船室は雑魚寝であるが、往きも帰りもすいていて、定員20人の部屋に我々夫婦を含め4人だった。神様の恵みに、教会の皆様に感謝、船旅風情あり。
平良憲誠 主任牧師