或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

オーディオ

2005-06-29 22:07:55 | 200 ジャズ
先週の日曜日、カミさんについて大型家電店に行きました。暇だったのでオーディオ売場に立ち寄り、そこに置いてあったジャズのCDを試聴したりしているうちに、なんか昔を思い出しました。

私は本格的なオーディオマニアじゃありません。だけどまあそこそこかな。中学時代にステレオを買ってもらったのが最初。親しい友人がマニアで、アンプとかスピーカーを自作していて、いつもそいつの家に遊びにいってはレコードを聞いてました。

大学時代には私もスピーカーを自作。といっても図面を書いて木工所に持っていき、切ってもらった木材を接着剤で組み立てただけ。吸音材が手についてチカチカ痛かったけど、完成したスピーカーの音を聞いた時は感動したなあ。

その中学生時代の友人がよく聴かせてくれたアルバムを紹介します。1枚目はセルジオ・メンデスとブラジル’66の「マシュ・ケ・ナダ」(1966年)、2枚目はハービー・マンの「メンフィス・アンダーグラウンド」(1968年)。前者はボサロックの大ヒット作。クールな女性ユニゾンに感動。後者はジャズロックの大ヒット作。ラリー・コリエルのギターに感動。両方とも懐かしさのあまり最近CDを再購入しました。

そうそう高校生の時、生まれて初めて行ったジャズコンサートもハービー・マン。上の写真はその時のチケット。サイドはロイ・エアーズのバイブ、ソニー・シャーロックのギター、ミロスラフ・ヴィトウスのベースというかなりの面々。楽しめたかって?いや珍しく正統派ジャズで当時の私にはチンプンカンプン。「Windows Opened」(1968年)はその頃のメンバーによる録音です。

今思うと最初の2枚が私がジャズを聴き始めるきっかけ。マイルスとかコルトレーンだったらカッコよかったのに。まあ私らしいかも。クラシックとかポピュラーしか聴いたことがない耳に、ジャズのクリアな楽器の音は新鮮でしたね。

マシュ・ケ・ナーダマシュ・ケ・ナーダ

Memphis UndergroundMemphis Underground

Windows Opened/The Inspiration I FeelWindows Opened/The Inspiration I Feel

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2 コメント

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Unknown (とど)
2005-07-03 21:28:55
ハービー・マン、懐かしいです。

大学の時に誰のリーダー・アルバムだったか(本人のか??)レンタルして、「うへぇぇーーー、グルーヴィー!!カッチョえーー!!」と思ったのを思い出しました。
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たぶん本人ですね。 (ハンコック)
2005-07-05 06:27:50
彼はあまりサイドメンはやってないですからね。

今はけっこういろんなフルート奏者がいるけど、

当時としては斬新でしたよね。

それと彼って、チャラチャラしてるようにみえて

意外に冷静に音楽をやっています。

他人のプロデュースなんかもうまいんですよ。

今回改めてこのCDを聴いてみると、ソロの構成とか、

時間とか、いろいろ細かい所に気配りが見えました。



P.S.

またgooのサーバーの調子が悪いですね。

私も夜の投稿は控えようかと思ってます。

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