或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Rio de Maio

2008-07-25 06:23:59 | 220 POPS
このところいつも聴いているのはもっぱらイヴァン・リンスが創った曲。同じ曲を様々なアーチストのアルバムの中からセレクトするという偏った聴き方。ということで昨年に引き続きそんなお気に入りを紹介しようかな。つまりシリーズ再開第1弾。今年の最初の曲は”Rio de Maio"。日本語に訳せば”5月のリオ”。もう少し前なら良かったのに。ちょっと時期が遅かったかな。

オリジナルは前に記事で紹介した「Jobiniando」(2001年)だから比較的新しい。このアルバムはタイトルからも分かるようにトム・ジョビンへのトリビュート。中でもこの曲は歌詞の中に名前が出てくるぐらい同郷のトムへの想いが強い曲。ラッキーなことにYouTubeにちょうどアップされていた。スライドショーになっている写真を眺めながら聴けば雰囲気が良いかも。

カヴァーで最もポピュラーなのは、若手白人ヴォーカルのジェーン・モンハイトの最新作「Surrender」(2007年)。彼女とイヴァンのデュオ。声質が合わないような気がするけど、聴いてみるとそうでもない。細部までこだわったアレンジが秀逸。いつも思うけど、彼女って見るたびに髪型や化粧が変わる。まさに猫の目状態。それにしてもこのジャケの化粧はかなりきつすぎるような。

インストだとイタリアの中堅トランペッターとして人気があるファブリッツィオ・ボッソの「You’ve Changed」(2007年)。メジャーレーベルでの録音ということで、やや音がまとまりすぎで面白みに欠けるけど、選曲といいなかなか渋くてオシャレですね、彼は。

しかしこうしてみると、紹介している曲ってほとんどバラードだなって今更のように気づく。でも若い頃から好きなんですよ、振り返ってみれば。演奏する立場で言えば、音と音との間が長いのでアドリブのイマジネーションを膨らませやすいというのもあるし、聴く立場で言えば、隣に女性がいる場合、うるさくないから語りかけ易いしムードも盛り上がりやすいというのもあるかな。

SurrenderSurrender  You've ChangedYou've Changed

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2 コメント

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Unknown (とど)
2008-07-25 17:53:22
ハンコックさんって、ご自分でも認めていらっしゃいますが本当にバラードお好きですよね。
私がブログで取り上げたCDの中で、「この曲が気に入った」とハンコックさんがおっしゃるのは大体バラードですもんね。
ハンコックさんにそう言われてみて、改めて聴き直して好きになった曲も結構ありますよ。
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実は... (ハンコック)
2008-07-26 07:04:03
ようやく気づいたよ、バラードが多いことに。遅いよね。しかもとどさんの紹介で気に入ったのもそうだったとは。

それにしても暑いよね。体調を崩さないよう体に気をつけてね。今日は最後の模擬試験なので頑張ってきます。
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