或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Bilhete

2010-11-01 05:50:48 | 220 POPS
一昨日ゴルフへ行った時に、スポーツドリンクをステンレスボトルへ入れて持ってくるのを忘れたことにラウンドをしながら気がついて。ついこの間まであれだけ喉が渇いたのに。そう言えば来週からはもう11月。それにしても今年の夏は暑かったという話になって。とにかく10月中旬まで、もう勘弁してくれよとお願いしたくなるくらいだったよな。それで思い出したのが音楽。

その暑い間のヘビロテが何はさておきイヴァン・リンス。そのやるせなさが夏にピッタリ。暑さのためにあれこれ考える思考能力が低下している中で、生理的欲求から中毒になるくらい聴いていた感あり。それで過去の彼に関する記事を振り返ると、お気に入りの曲をいくつか紹介していた。それで忘れていたことに気づいたのが”Bilhete”。日本語訳は"Message"。歌詞は恋人との別れを綴ったもので、最後に彼女に対して”boa sort, adeus”、 英訳でGood luck and goodbye”というところが切ない。

これも他の曲と同じバラード。初期のアルバムである「Juntos」(1984年)の中での歌と演奏が最もピュアな雰囲気かな。本人も気に入っているのか、その後の数々のアルバムでセルフカヴァーしていて。それで今年に入って購入したのが「Cantando Historias」(2004年)で、デビュー33周年を記念してのスペシャルライブ盤。シモーネ等のゲストも豪華で聴き応えがある。ソースにはDVDとCDの両方があって、自分はHMVでDVDを購入。Amazonでは下のCDしか取り扱っていなかった。

その中にも"Bilhete"[YouTube]が。ブラジル出身の女性ヴォーカリスト、ジジ・ポッシ(Zizi Possi)とのデュエット。イヴァンのピアノ伴奏だけによるもの。これがしみじみと聴かせてくれる。なんて素敵な曲なんだろうと。歌はイマイチだけど官能的なジジのルックスもあってこれはこれでよし。

なんか確信するのだけど、おそらく20年経っても夏にはイヴァンばかり聴いているだろうなと。

Cantando Historias (CD)Cantando Historias (CD)

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