或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

診断士2次試験攻略法

2006-09-04 06:19:07 | 110 診断士2次試験攻略法
先週、社労士の試験が終わって一息ついています。それでずっと気になっていたのが、お世話になっている診断士受験サイトの502教室。昨年の合格者は、ここで自分の勉強法とかを紹介していて、ちゃんと恩返しをしている。それが自分は、もっぱら趣味の話が中心。たまには、受験生のためになる記事を書きたいなと。それで今日は、2次試験を振り返りながら、どういうプロセスで1問80分に取り組んだかを紹介します。

<STEP1>(問題分析)
-まず最初に、与件と設問をざっと読み通す。あくまでざっと。それで全体を把握する。
-次に与件と設問を精読する。この時、5色のマーカーでSWOT部分にラインを引く。
  (黄色:機会、緑:脅威、燈:強み、青:弱み、ピンク:経営者の考え)

<STEP2>(解答のレベル想定、フレーム構築、因果の抽出)
-各設問の要求文字数から、必要因果数を決定。(例えば100文字なら6因果。)
-各設問の要求レベルを想定しフレームを構築。(経営ビジョン、戦略、戦術、具体的施策等)
-与件の中のマーカー部分及び自分の頭の中のライブラリから、解答の骨子となる因果を
 必要数だけ抽出して、各設問の横の空欄にキーワードとしてメモ書き。

<STEP3>(解答文の記入)
-メモとして書かれた因果のキーワードを基に文章を作成し、解答を用紙に記入。

不合格だった1回目と、合格した2回目の差は、STEP2の中身と時間。1回目は、今思うといい加減。時間もSTEP2までが25分ぐらい。それが2回目では、必要因果数という自分なりのガイドを設定して、キーワードを必要数だけしっかり出し、メモもキチンと書く。時間も40分近くに延長。狙いはMECEの徹底。ここまでで勝負の8割は決まっているような気がします。

なお必要因果数について説明した“2次試験攻略法”、ライブラリについて、そのネタを収集するという意味での、“2次試験オススメサイト、”2次試験オススメメルマガ“を、過去に記事として載せているので、学校ベンチマークを含めて参考にして下さい。入口は、上の写真の赤ワク部分。このブログの画面左のカテゴリにある”110 診断士2次試験攻略法“です。

ということで、少しでも参考になればと。なんか長い間もやもやしていたものがスッキリしました。(笑)