或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

So many stars

2006-09-01 06:20:35 | 220 POPS
いつも朝早く起きていますが、ここ数日ようやく涼しさを感じ始めて。そんな時にAmazonに注文しておいたピアノのジョージ・デュークの新しいアルバム「In a mellow tone」(2006年)がようやく届いた。これが渋くてカッコイイ。オトナのエロティシズムは健在。どの曲も素晴らしいけど、中でも特にぐっときたのが、セルジオ・メンデスが作曲したお気に入りのバラード曲、“So many stars”のカバー。

オリジナルは、ブラジル’66の3枚目のアルバム「Look around」(1968年)の中に。世の中はたくさんの夢に満ちていて、どれか自分にピッタリの夢があるはず。どれがいいのか、それをどうやって捜せばいいのか・・・、なんて詩がとてもロマンティック。曲は、ブラジルテイストがほのかに香り、しっとりした哀愁が感じられいい雰囲気。夏が終わっていく今の時期にピッタリ。

この曲は多くのミュージシャンがカバーしていて。以前アコスティックギター奏者アル・クルーの「Solo guitar」(1989年)を、小説フォーライフの中で紹介しています。彼はフュージョン系として有名ですが、ソロやトリオによる渋いアルバムも結構作っていて、この作品はその代表作。とろけるように切なく甘いギターの音色がたまらない。

ゴージャスな雰囲気が欲しければ、オーケストラをバックに唄う女性ヴォーカリスト、ジェーン・モンハイトの「Come dream with me」(2004年)がオススメ。このアルバムはヴォーカル、アレンジ、伴奏、録音がどれも極上。ポップス向きの声でテクニックがしっかりして聴きやすいので、初心者から本格派まで幅広く楽しめます。これでルックスが好みだったらもっと良かったのに。

上の写真は、一美のお城さんのフリー素材からミルキーウェイ。まさにSo many stars。星空を見ながら、この曲を二人で聴くなんていうのもロマンティックだろうなあ。秋の夜長にピッタリかも。

In a Mellow ToneIn a Mellow Tone

Come Dream with MeCome Dream with Me