或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

SOGA

2006-07-25 06:13:20 | 100 中小企業診断士
いやあ、夏がもう目の前ですね。それにしても今年は梅雨が長い。普段ならもうとっくに明けているはずなのに。そんな中、一昨日も日曜日だというのに朝から雨。再値下げのバーゲンのDMに誘われて、夕方になって近くのショッピングモールへ。何か掘り出し物はないかなと、カミさんが食材の買物をしている間に、同じフロアにある食器売場をぶらぶら。

そこで見つけたのが、写真のガラス製の冷酒用徳利とおちょこ。「手づくり和(なごみ)工房 雪どけ」というネーミングに惹かれて。確かに外観がひとつひとつ微妙に違うし、模様が溶け始めた雪のイメージ。手に持った触感もなめらかでいい感じ。こういう時は、だいたい衝動買いですね。値段もセールでお手頃だったので、焼酎用のタンブラーと“おそろ”で購入。

さっそく土用の丑の鰻をサカナに、日本酒を冷やして一杯やりました。清涼感いっぱいでいい気分。製造者は愛知県小牧市にある曽我ガラス。HPを見ると、フラッシュを使っていたりして、なかなか凝っている。ブランドロゴが“SOGA”。海外へも展開していて、けっこう手広くやっているみたい。

見習診断士の職業病なのか、この会社に興味が湧いてさらに調べると、目に止まったのが、“ガラス五訓”と呼ばれる言葉。「ガラスのように表裏のない人間であれ」、「ガラスのように汚れず侵されぬ人間であれ」、「ガラスのように親しまれ愛される人間であれ」、「ガラスのように熱と練磨をかさねた人間であれ」、「ガラスのようにとけあい協力する人間であれ」。

うーん、ガラスつながりが憎い。語尾の“であれ調”も、レトロな雰囲気が渋い。こういうの大事なんです、会社経営には。なんて妙に納得しながら飲んだから、よけいに美味しかったのかも。(笑)