やっぱり始まった？

　日本のマスコミは、日本のワクチン接種率が低い頃はまだかまだかと批判していましたが、ようやく日本でもワクチン接種が加速していく体制が整いつつあるようになると、ワクチンの副反応をことさら強調したり効果に疑問を呈し始めました。

　欧米でのコロナ感染者が劇的に減りだしたのはワクチン接種が進んできたからだと、言ってきたのはマスコミ自身だったはずだ。彼らはいったい何がしたいのだろうか。

　まず思うのは、政府のやることにはまず批判ありきでなければならないというマスコミ自身の思い込みではないだろうか。今回のコロナワクチンで思い出すのは、同じワクチンである子宮頸がんワクチンで行われたネガキャン報道だろう。それは副作用ばかり強調されて、日本でのワクチン接種は任意ということになって接種率は低いものとなってしまっている。結果として、ワクチン接種の進んだ欧米では子宮頸がんは激減し、日本では減少が少ないものとなってしまっている。

　もう一つは、穿った見方であり｢陰謀論｣であると言えるのですが、総選挙で自民党が負けるためにはコロナ感染者が減っては困るからではないかというもの。まあ、これはそうとでも思わなければ、今更ワクチンのネガキャンをする理由が理解できないからというのもある。

　この先は実際にはどうなるのだろうか。