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古臭さと伝統の間

2014-06-06 | スポーツ

 プロ野球の西武ライオンズ、伊原監督が早くも休養ということになった。20勝33敗で、あのDeNAよりも更に下という状況では仕方がないのかもしれません。しかし、チームは身売り報道もあるぐらいでFA流出などへの補強もまともにできずに、元々今期は戦力的にはBクラスが妥当だった。

 また、5月は10勝12敗も明らかにメヒア補強以降はチームも持ち直しており、いま突然休養する理由は見当たらない。恐らくは、交流戦での巨人戦での不可解な投手起用での逆転負けで物議をかもしたので、巨人戦前での休養発表となったのでは。

 彼の休養に至った理由は、スポーツ紙等の伝えるところによると、スパルタ猛練習やヒゲ、長髪、スパイクの下まで隠れるダボダボのズボンを禁止などの規律強化を打ち出して、最後まで選手との距離感を埋める事ができなかったのだそうな。いわゆる旧式の管理野球ということが否定されている記事だ。

 キャンプ前半が走りこみ中心だったのが悪かったとかが不振の原因に挙げられているが、大リーグとはキャンプ期間も違えば、シーズン中の日程もメジャーは過酷な連戦に移動距離も違う。選手の育成の仕方や投手の球数制限なんかも違うのだから、一概にどちらが正解だとは言えないのではないだろうか。 もちろん、選手個々人のオフのトレーニングへの意識の持ちようも違うしね。

 規律についても、日本の巨人は清原を甘やかせた事から崩壊してしましたが、過去は髭や長髪禁止であったりユニフォームのだらしない着こなしは禁止であったりした。大リーグでは、そんな巨人が理想としたヤンキーすが今でも髭や長髪は禁止で、どのような名選手であろうとも例外は認めていない。それでも、誰一人その規律を守らない人はいない。要するに、球団としての歴史とそれを作っていこうという選手の一団性が必須という訳だ。

 休養の理由として挙げられたスパルタと厳しすぎる規律も、負け続けることで選手自身がやる気を失ってチームへの忠誠心を薄めてしまったのが一番の原因ではないだろうか。プロだから結果が全てで、結果が出ない以上その手法が全否定されても仕方がないことかもしれませんが。

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