2022年の冬季北京五輪のフィギュアスケート団体で、日本の銀メダルが確定した。今更なのか、結果だけでも正しく確定すれば選手にとってはどちらでもいいのか。そんなトップレベルの心境は、一般人には分からない。
いきさつはこう、北京大会中に団体に出場していたロシア女子シングルの選手に過去のドーピングが発覚、本来なら出場できないものが出場していたという事で揉めていた。それはロシアの反ドーピング委員会が、女子選手は祖父の薬を誤って服用しただけでドーピングではないとして出場させていたために起こった。
当然、世界反ドーピング委員会が出場資格なしとして異議を申し立てて、スポーツ仲裁裁判所で長い審議の結果当該ロシア選手の失格が確定して彼女が獲得したポイントを削除した順位でメダルが決まったという事だ。それが今年の1月30日の話。それに対してロシアが控訴していたものが棄却されたのが昨日。
室伏選手の砲丸投げの金メダルも、少し経ってからドーピングでの失格によって繰り上がったものだったりままあることなのですが、どういう心境なのだろう。いつも思う。
この北京大会の時には、もう状況的にそのまま表彰式は出来なそうな状況だったので、うやむやに終わったという記憶だったのですが、晴れ舞台のない記録だけというのは残念というよりは無念なのだろうか。おっさんが勝手に思ったりしている。
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