ハローお馬ちゃん

ニュース、スポーツ、芸能、競馬
ぼちぼちやってます

大袈裟な表現

2020-09-08 | 日記・エッセイ・コラム

 台風10号が九州をかすめながら日本を抜けていった。一晩中、TVでは台風の様子を報じていましたが、上陸しなかった事もあってか当初言われていたほどの被害は出なかった。10号発生時には、近畿地方直撃もと言われていただけに不幸中の幸いだ。

 この10号が沖縄に接近していた頃、盛んにTVで言われていたのが「かつて経験した事のない規模」という枕詞だった。予測では長崎県沖では、915hPaなんてとんでもない数字になっていたので、その通りになっていたならば確かにそうだったろう。

 しかし、実際には945hPa程度だったため、強い台風ではありましたが想定よりはかなりマシだったという結果に。「予測よりも軽かったのだからよかったじゃないか」と言ってしまえばそれまでなのですが、必要以上に大袈裟に伝えすぎなのが目に余る気もしました。

 今回の台風報道で思い出したのが、東京でパンデミックが発生して医療崩壊するという報道。春の頃ならまだコロナについて分からない部分が多かったので許されたのでしょうが、夏の第2波についての報道では明らかにやり過ぎた。

 「目を覆わんばかり」な状況にはもちろんならなかった。ならなかったからよかったではなく、恐怖心を煽るような報道はやり過ぎてはいけないのではないかとも思うのです。しかも首相批判の政局づくりの為に。

 コロナの一連の報道で、世間を煽る面白さでも知ってしまったかのような今回の台風報道。やり過ぎは止めて、そろそろ普通に報じてほしいものです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まさに印象操作 | トップ | まだまだやる気 »

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事