神戸の4人教員による同僚男性教員に対する｢いじめ｣は、そのいじめ行為の動画がTVで流されて国民一般に彼らへの怒りが広がりました。ニュースによれば、彼らは職を辞したいと申し出た様ですが処分を決めるまでは辞表は受けられないとして停職処分のままとなっています。定職期間中の有給や給与の扱いまで報じられて、それすら叩きに拍車をかけるような状況に。
もはや懲戒解雇が当然の様な空気になっていますが、本当にそこまでの行為だったのか、生徒にいじめをさせない指導をする教師だから通常より厳罰は当たり前だという雰囲気に流されていないかという事は気になります。
いじめられている方の立場からすると、学校というある意味閉鎖的な場所で集団でいじめられることの絶望感は決して軽いものではないとは思います。だが、それが本当にクビにまでしなければならない行為なのか、自主退職は認めてやるというものにするのか。懲戒免職かそうでないかは、その後の加害者の人生にとっては大きな問題だと思う。
世論に流されることなく、しっかりと事実認定をして拙速でなく処分を決めてほしいものだと思います。
