立憲民主党の岡田元代表らが、旧民主党の当選1回議員らを対象に「政治塾」を立ち上げたというニュースを目にしました。23日の初会合で、国民民主党の玉木代表が講師を務め、小選挙区で勝利するための心構えを伝えたのだそうな。その内容は、選挙期間中だけでなく日頃からの地元での活動が重要だというもので、無党派層向けにはネットも活用するようにというものだったそう。
物事は初回にまずその理念であったりやりたいことを明らかにするのが普通だと思う。この初回の講義内容からも、このいわゆる「民主党」の連中がいかに選挙しか見ていない烏合の衆であるかが透けて見える。政治塾というから、政策について学び討論し合うのかと思えば、まず選挙対策からですか…。
この民主党の連中は、政治集団ですらないのだろう。だから、常に自民党に反対だけしていればいいので自ら考える必要もないし、政府の揚げ足をとるのもマスコミがネタを探してくれて大いに拡散までしてくれる。
実際問題として、自分の政策を実現させるほどのやる気はないが、反自民が強い土地柄で野党候補というだけで当選はほぼ確実にできるという立場ならば、今の民主党議員ほど楽な商売はないだろう。何の責任もなく、ただ自分たちが被害者づらして上から目線で政府を罵倒だけしていればいいのだから。気持ちもいいだろうし。
せめて、次回からはその「政治塾」とやらで政策を議論してほしいものだとは思う。ただ、次回以降の講師も民主党のベテラン議員がやるようなので期待はできない…。