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証人喚問

2017-03-17 | ニュース

 東京都の豊洲移転に関する100条委員会が始まりました。20日の石原元都知事への証人喚問に向けて話題は盛り上がっていくのでしょう。そして、森友学園に対する国有地の売却問題でも、証人喚問が23日に決まりました。

 そんな証人喚問ですが、見ていていつも思うのがそこでの証言が事実みたいに報道されるのってどうなんだろうかという事です。確かに偽証をすれば罪に問われるのでしょうが、それ以上の罪の疑いで証人喚問されているのですから自分に都合の良い嘘は言っていてもおかしくない状況です。同じように偽証の許されない裁判ですら普通に偽証はあるのですからね。

 ところが、証人喚問ではその証言が報道の書いた筋書きに沿った内容の時には、その証言の段階でそれが事実のような伝えられ方になってしまっているように感じます。先に言った者勝ちみたいな状況は、大きく報じられるだけにそれでいいのかなと思わされます。

 もちろん、ただ国民の興味や娯楽という意味以上に、不正に関わったと思われる連中に社会的制裁を受けさせるという意味もあるだけにその意義も大きいという面も間違いなくあるのも事実です。それだけに、報じ方には慎重さが求められるのではないかと思うのです。

 同じような話が、例の森友学園の籠池氏の話。学園長時代の話はほら吹き男としていい加減な奴という報道を続けておきながら、彼が話した官僚や政治家との話は事実であるかのような報じ方も、ご都合主義がよく出ています。問題の本質は、誰が学校設立認可をし、誰が売却価格を決めたのかという事ではないのでしょうか。ならば決定した現場の長を証人喚問するべきなのでは。

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