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規則だけが大事なのか

2017-03-28 | 日記・エッセイ・コラム

 姫路の私立認定こども園での、不適切な実態がが話題になっています。市に隠して園児を受け入れていたことや、給付金を受けるための保育士数の水増し計上がそれだ。そして、一番目立つのが経費を削減するために園児の給食を減らすというもの。目で見て分かる不正はTVメディアで大いに喧伝されました。

 しかし、ある保護者の発言が少し気になった。「子供がこども園に行くのを楽しみにしていたのに…」というもの。その発言は結論としては酷いことをやって園が無くなったという非難なのですが、子供が楽しみにしてるんだったらそんなに悪いところじゃなかったんじゃないのと私は思ったのです。

 やってる事は不正だからいけないのは言うまでもないのは確かだし、従業員の労働条件とかはうーんと思う。でも、一番非難されている少ない昼食とかは3食の内の1食なんだからそんなに目くじら立てて非難するほどの影響はあるまいに。

 例の森友学園の件で、こういう細かい給付金不正に目を付けられたってところなんだろう。恐らくは、こういう保育関係や介護関係ではこの手の給付金での不正は蔓延しているに違いないとは思う。でも、子供が楽しみにしてるんだったら潰すまでしなくてもよかったんじゃないのって私は思うのです。規則はキッチリ守ってるけど子供が行きたがらない保育所と、多少の間違いはあっても子供が行くのを楽しみにしている保育園じゃどちらがいいのか。

 何か最近はアバウトを許さない風潮が過ぎていて、息苦しさを感じる事が多くなっているようにも感じます。規則は大事なんだろうけど、物事の本質を考えるのも大事なのではないかと思ったりもします。

 

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