ハロプロ感想・雑記・備忘録、９／２

　あんまり間が開くと意味不明になるので、簡単に書かせていただきたいです。

• 松浦さんの病気

　松浦亜弥さんが４年前から女性特有の激痛症に悩まされており、その為に今後の活動においては、その治療と症状を考慮しながら行う旨の公式発表があった。最後のＴＶレギュラーが無くなって、週刊誌に酷い書き方をされたのでやむを得ず公表ということになったのだろう。

　病気のことは女性にしか分かりませんので書けませんが、病気の件が無くても思うように売れない現状にはストレスがたまっていたのは間違いないだろう。好き嫌いは別にして、客観的に見てあれだけ顔が綺麗で色が白くていいカラダしてて、その上に歌がうまいし演技も悪くないのに何で売れないのか。わたしが事務所でも判らなかっただろう。

　彼女の美しい数年が大した活動も無く過ぎていった。今回の公表で、このような状態がこの後も数年は続く可能性が高いということはわかりました。早く健康を取り戻される事を祈っております。

• 安倍内閣

　昨日、録画してあるものを見た。深夜３時が初ＯＡというのが寂しいが、ＣＭもほとんど無く高画質はありがたかった。内容は、志半ばで逝った政治家が、弔い合戦で議員になった妻の前に幽霊になって現れて妻の手で政界浄化を・・・。という内容。政治のファンタジー。

　感想は、いい意味で安倍なつみは安倍なつみということ。出ずっぱりの彼女の熱演は見事でした。でも、ハロプロがどうとかモー娘がどうとかじゃなくて普通の劇団の演劇。だから、普通に見れて普通に楽しめた。ただ、アイドルがどうとか言う人にはあまりよくは無かっただろう。

　何かに例えるならば、松たか子さんがハイテンションで大声で喚き散らしてる舞台の中継に非常に似てる印象を受けました。それよりはコメディだけに雰囲気は柔らかでしたけどね。

何をしたいのかが大事なのに

　民主党代表選はマスコミの下馬評を覆し野田氏が勝って次期首相となった。本日組閣を行って、いよいよ新体制が発足する。しかし、新体制といっても実際の顔ぶれは代わり映えせずに、民主党の人材不足を露呈するものにしか見えません。

　代表選の演説も、これから国をこうしますと訴えるのは一人ぐらいで、献金の言い訳を始める者や身の上話を始める者、そして誰に気に入られようとしているのか田中角栄元首相を尊敬していると言い出す者までいた。挙句にどうせ人気が出ないから解散しないとかいう馬鹿までいた。そしてこの解散しないと言った馬鹿が国のリーダーになった。

　首相を決めるのにこんな酷い演説しか無いのかと暗澹たる思いだ。結果としては、今回の代表選も、泡沫候補に３党合意を反古にする者と外国人献金問題を抱える者なのだから、消去法で野田氏ということになったのだろうけど。

　「党内融和・一致結束」これが彼の第一声。　これが必要なのでしょうが、一国の首相なのだから他にも政策は無いのかという気になる。

　いきなり、党幹事長を小沢氏に近い輿石氏に決めた。これも、党のカネが自由に動かせる幹事長が欲しかった小沢一派に媚びたもの。小沢・鳩山氏はさすがに幹事長には出来ないので、残った輿石氏しか選択肢が無かっただけの事だ。党内融和はいいが、日本国よりも党内融和の方が大事とか本末転倒になりそうな気配がプンプンする。

　それにしても、今回もマスコミは必死で野田新政権を応援していて呆れる。彼がジョークを言っている場面を執拗に流した上に、彼の演説での「どじょう」を例えてみたりと親しみのある人物にしたがる。しかも、何となく財政通ということになっている。株安や円高の際に無策で、「注視」を連発して無能ぶりにあきれ返られていたのは誰だったのだろうか。

　そして、派閥均衡人事をやれば、「したたかだ」と期待感一杯の報道をあふれさせる。自民党なら全力で叩きにかかっていただろう。財界に挨拶に行けば、社交辞令を「財界も期待」と大きく報じる。自民党ならば、財界癒着とか書くところだろう。そりゃ、菅に比べたら誰がなってもましだけど・・・。

　大体、民主党のどこにそんな素晴しい人物がいたのだろうか。実際には、2010年の菅内閣の財務大臣が初入閣。鳩山内閣では大臣にすらなれずに副大臣止まりの人物だった。党役員でも、幹事長経験は無く国会対策委員長の経験が一番大きなものだった。民主党内でも今まで大役を任されたことは無かったのだ。

　本当に大丈夫なのというのが素直な感想。何もする前からどうこう言うのはアンフェアだろうけど、あんまり持ち上げすぎるのはどうなのだろうか。

　何度も書いているけど、朝のワイドショーまでニュース化した今、ニュースが無ければ番組制作費が掛かってしかたがないのが現状だ。また必ずニュースは作られる。何度も野田政権は揺さぶられるはずだ。持ち上げたり落としたりどうなることやら。