2021年の終わりに

 今年が残り2時間を切ったところで、毎年恒例のブログ記事を書いていないことに気がついたので、あわてて書いている。

 今年一年、昨年に引き続いて新型コロナウィルスに振り回された形になった。詳細は書かないが、自分の仕事にもとうとうコロナが影響して、一時期ちょっといろいろとあった。
 それはさておき、趣味の面でも大いにコロナの影響を受けた。「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の公開が一年延期になってしまったのは、その最たるものだろう。まるまる一年間ドラえもんの新作映画がないのは、2005年にアニメがリニューアルした時以来だ。それほどの異例の事態と言わざるを得ない。
 その代わりにと言うべきか、旧作の「のび太の宇宙小戦争」がリバイバル上映されたのは、それはそれで嬉しかったが、やはり一年に一作ちゃんと新作映画を観たいものだ。

 映画ドラえもん以外では、広島で開催された「藤子不二雄A展」が、思いっきり会期を短縮されてしまった。夏休みあたりに行ってみようかと思っていたのだが、休みに入ったまま終了してしまったので、結局行くことはなかった。せっかくの藤子A展だというのに、非常に残念だ。
 藤子関係だけでも、このように色々と影響があった一年だった。

 ただ、個人的にはずっと家にこもっていたかと言えば、そうではなかった。
 6月には高岡・氷見へ行ったし、年末には藤子・F・不二雄ミュージアムとコミケ目当てに2年ぶりに上京してきたところだ。これは、昨年に比べてややコロナが収まる傾向であったのと、ワクチンを接種したと言うことが大きいだろう。
 昨年と比べると、それなりの対策もできた年ではあった。

 コロナ以外で今年印象的だったのは、大物作曲家の訃報が相次いだことだ。菊池俊輔・小林亜星・すぎやまこういち(以上、敬称略)と、いずれも素晴らしいアニメソング・アニメ音楽で楽しませていただいた。もちろん、皆さんアニメの仕事以外にもいっぱい仕事をされているのだが、個人的にはどうしてもアニメソングが印象に残っている。本当に、今までありがとうございました。

 最後に、今年特に印象に残ったアニメを挙げておこう。テレビアニメでは『かげきしょうじょ!!』『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』『オッドタクシー』『白い砂のアクアトープ』『スーパーカブ』『プラオレ! PRIDE OF ORANGE』と言ったところか。
 劇場アニメはあまり多くは観ていないのだが、『アイの歌声を聴かせて』や『フラ・フラダンス』は面白いオリジナル作品だった。願わくば、来年も面白いアニメに出会えますように。

 と、言ったところで当ブログも今年はおしまい。今年は喪中なので新年の挨拶も控えます。
 とにかく、来年こそは真にコロナが収まって欲しいものだ。
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