はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

2013年夏の東京旅行(2)

2013-08-25 20:20:04 | 旅行
前回からの続き)

 東京タワーをあとにして、東京ビッグサイトに向かった。私にとって、2年ぶりの夏コミ参戦だ。
 とりあえず暑さ対策としてはドリンク1L(500mLペットボトル×2本)とタオルは用意したものの、それだけでは大した効果はなかった。1Lの水などすぐに飲んでしまったし、タオルだけではカバーしきれない汗がだらだら出て、夏コミのハードさをあらためて思い知った。建物の外を歩いている時は直射日光が激しくて、いったい何の修行かと思ってしまった。それでも、今日は目的物が少なかったのでほぼ並ぶことなく済んだ。企業ブースへ行くときに、各ブースに並んでいる人がまとめられているスペースがあったが、横から見ていて本当に悟りが開けそうだなと思ってしまった。

 一通り目的物をゲットした後は、コミケ会場を後にして…の前に、ビッグサイトから国際展示場駅への間に出現していたかき氷屋でかき氷をいただいた。私の記憶に間違いがなければ、同じグループが2年前にも店を出していたはずだ。シロップかけ放題が豪華に感じたのを、よく覚えている。あまりに熱かったので、今回は二杯も食べてしまった。この暑さなら商売繁盛だっただろうけど、こういう店をやっている人たちが、普段はどうしているのか実に不思議だ。毎日、どこかのイベント客狙いで色々なところへ行っているのだろうか。


 夜は、藤子ファンが集まってのオフ会。私自身も、いったん今回のコミケ参加が絶望的になる前に、オフ会をやろうと目論んでいたのだが、仕事のスケジュールが変わった時点でオフ会の開催自体を諦めていた。
 したがって、今回のオフ会開催に際して、私自身はなにもやっていない。今回のオフ会が開催できたのは、お二人の方のご尽力があってのことだ。つまり、お二人で知り合いに呼びかけて参加者を集めて、店のあたりをつけて実質の幹事をやってくださったわけだ。さらに言えば、参加してくださった方がいらしゃったからこそ開催できた会であるのは言うまでもない。みなさま、ありがとうございました。
 ちなみに、参加者は私を含めて6人。じっくり全員で語り合うには、このくらいがちょうどいいのかもしれない。もちろん、人数の多い会はそれはそれでにぎやかで、また違った雰囲気でいいものだが。ともかく、色々な話が出来て実に楽しかった。時の経つのがあっと言うまで、いつの間にか22時を回っていた。そのままでは分かれがたく、時間もないのに皆カラオケに行きたがる始末。結局、1時間だけカラオケをして解散したのだった。ちなみに、私が歌ったのは「風のマジカル」と「ゲゲゲの鬼太郎」(吉幾三版)の2曲。我ながら、よく分からない選曲だ。「風のマジカル」は、さすがにキーが高くて厳しかった。
 オフ会に関しては、詳しく書こうと思えばまだまだ書けるのだが、あえてここまでにしておく。こういう集まりは、あくまでその日その時に集まった人のものであって、あまりホイホイと内容を盛らすようなものではないと思うからだ。最近は、一部でオフ会レポートを詳細に漫画に描くのが流行っているが、あれも参加者全員が承知しているなら、それはそれでいいと思う。逆に言えば、一人でもいやがる人がいるなら、公開すべきではないと思う。



 と、言ったところで8月10日はおしまい。明日の事を頭に思い描きながら、寝床に着くのだった。



★8月11日

 朝10時、起床。完全に寝過ごした。予定では、遅くとも8時には起きて、準備しつつプリキュアを観て朝食を取り、9時までには宿を出るはずだったのだが。昨日一日、色々と歩き回って、よっぽど疲れていたのだろう。
 5分で着替えと支度を済ませて、電車に飛び乗った。寝過ごしたことは仕方がないのだから、焦ってもどうしようもない。結局、11時過ぎにはビッグサイトに到着した。私にとっては昨日より今日がコミケの本番なので、気合いが入っていたはずなのだが、睡魔と疲れには勝てなかったと言うことか。

 今回の目的のサークルは東に偏っていたので、東→企業→西の順に回った。
 出遅れたにしては、欲しい本はほぼ手に入れたので首尾は上々…だったのだが、帰宅して本を確かめてから大変なことに気が付いた。汗で手提げカバンが蒸れて、入れておいた本の一部が水分を吸ってしまったのだ。夏コミは何度も参加しているが、このような状態になったのは初めてなので、かなりショックだ。今年の夏を甘く見てしまったと言うことだろうか。来年からは、水気対策も完璧にしなければ。いい勉強になった。


 さて、目的の本+αは、ほぼ買えたのだが、買った本の絶対量が少ないのがちょっと不満だった。と、言うわけで、ビッグサイトを後にして神保町に向かった。目的は、SF・ミステリに強い某古書店だ。いつも、なにがしか買える物があるので、東京に来たときは大抵寄っている店なのだが、今回も2冊ほど欲しい本があった(正確に言うと「予算の範囲で」が頭に付く。予算が関係なければ、欲しい本だらけの店だ)ので、購入。
 これで、ちょっとは欲求不満が解消されたが、まだ足りない。次に中野へ向かい、さらには秋葉原へも行って、本を購入して、やっとすっきりした。ようやく、新幹線に乗って帰途につくことが出来た。翌日が休みだったから問題ないとは言え、我ながらアホだと思う。これ以上疲れてどうするというのだ。

 結局、自宅へ付いたのが22時45分。新幹線は速いが、それでもやっぱり東京は遠いなあ。帰り際に色々と回ったりするからこうなるわけだが。
 ともかく、内容の濃い二日間だった。東京でお会いした皆さま、ありがとうございました。次にこういう旅行をするのは、年末だろうな。まずは、白黒『パーマン』DVD化がポシャらないことを祈って、この記事を終わる。