「トイレの前で待つ、はとちゃん」

はとちゃんは、私のことを
目で、ずっと追いかけています。

私が、いつものようにデスクの椅子に
座っていると、安心しています。

しかし、トイレに行くと、トイレの前で
じっと待っています。
とにかく短時間でも、姿が見えなくなると
不安のようです。

このように、いつも私のことを
みているので、デスクの椅子で
うたたねをしていると、すぐに
飛んできます。

「どうしたんですか？
と、目が覚めるまで、わたしの頬を
つつき続けます。

たった一人のパートナーである
私のことが心配でならないのです。

「いつまでも、健康で長生きしてくださいよ。」
と、いわれているようです。

もし、私がたおれたら、その日から
はとちゃんも、路頭に迷います。

「はとちゃん、おたがいがんばろうね。」
穏やかな日々が続くことを願っています。