ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

式部の実

2008-11-15 16:05:20 | Weblog
平安の雅ただよふ式部の実

午後の陽や実紫にもこぼれける


何時もリハビリに行く病院の前庭に「紫式部」の実が盛んに咲いていた。咲いていると表現していいのか疑問ですが.....」この紫式部の実に句をつけたくて苦闘した。今日のNHKの「俳句王国」で出席者の詠んだ句に<式部の実祖父母に五男六女あり>紫式部の真珠のような実が10~15個一塊になって寄り添っている姿を、「五男六女」とよく表現されている。こんな句が詠めるようになると俳句は本当に楽しくなるだろうなと思う。

干支を描く

2008-11-14 16:01:37 | Weblog
小春日や干支を描けば善光寺


善光寺の布曳き牛

小春日和の温かい日が二日続いた。予報では、この日曜日から崩れるとのことだ
それにしても十一月にしては、経験したことがないような暖かさだった。そんな昼下がりに、年賀状の準備を思い立ち、来年の干支の牛を描いた。上の画はスキャナで撮りこんで写真にしたので上手く画が出なかった。もっとも、下手なことも隠せない事実ですが....」上の牛は有名な「善光寺の布曳き牛」だ。ネット検索すると、
「 その昔、信仰心の薄い老婆が千曲川で洗濯をしていたら、牛があらわれ布を角に引かけて走り出し、老婆はそれを追ってとうとう善光寺まできてしまった。布は見つからず善光寺参詣して帰ってみると、布は前の山にかかっていた。断崖上の釈尊寺の観音様が牛に姿を変えて、老婆を善光寺に導いたと語り伝えられてきた]とあった。





冬仕度

2008-11-13 19:12:50 | Weblog
冬仕度橋に葦簀の千曲川

雪除けの葦簀ながなが千曲川




箱店横丁大家さんの写真をお借りする

毎年いまごろになりますと千曲川の橋の欄干に歩行者を冷たい北風から守るための葦簀張りが名物となっています。このところの雑用で、今年はまだ現場に行きませんので「葦簀張り」が完成したのか分かりませんが、数日前に想定の句が出来た。今日はブログの話題に困っておりました。そこで、昨年の「箱店横丁の大家]さんのブログ写真をお借りしてのブログとなりました。



寄鍋

2008-11-12 13:11:51 | Weblog
寄鍋を囲めば家族賑はへり


暖かい日でしたけど、おさんどん係長は今夜の夕食は寄せ鍋とした。真鱈を中心に牡蠣、とりモモ肉、少し奮発してズワイガニの剥身、それに野菜をふんだんに入れた。我が家は、醤油ポン酢を鍋の汁でのばし、それぞれお好みの味にしていただくのが定番と成っている。昆布だしがベースですが、今夜の寄せ鍋は沢山の食材の味がバランスよく出ていて、家族は旨い旨いの連発で賑やかな夕食となった。

団栗

2008-11-11 15:56:22 | Weblog
団栗を拾ゐて孫に持ちかえる


孫の椋一君が喜ぶと思い、団栗を手に一掴み拾ってきた。よく洗って水分をふき取り、乾いてから、椋ちゃん<団栗ころころだよ手々広げて>と言って椋一君の両手の上に乗せて見ましたが、何の関心を示さなかった。団栗で何かして遊ぶかと思ったのだが!!!」何か気持ちが悪いものを持ったような顔をしていた。来年は椋一君と一緒に団栗を拾いに行こうと思う。

里の紅葉

2008-11-10 14:56:16 | Weblog
紅葉燃ゆこの身を焦がすかのように


今日の俳句は付けすぎかと思うほどに、何時も歩く寺と仏壇町通りにある「称念寺」さんの紅葉が燃えるような赤に染まっている。10日ほど前に、この通りの駐車場に大型バス2台駐車した。八王子ナンバーでしたのでガイドさんに聞きましたら「称念寺」さんの紅葉を見に来たと言う。<残念ですがまだ一寸早いですよ>と言ったら、ガイドさんは残念がっていた。それほどに「称念寺」さんの紅葉が有名なのかと驚いた。









冬支度

2008-11-09 20:17:41 | Weblog
冬将軍いつでもござれ北信濃


歩いておりますと、あたりは、冬囲い始め、名物「野沢菜漬」「沢庵漬」の準備が進んでいる。途中で知り合いの婦人が雨具を着た姿に出会ったので聞いてみると<今日は大根洗いだよ、兄弟や親戚の分まで600本漬けるんだから大変よ>と言っていたのには驚いた。私共地方は、野沢漬も沢庵漬もその家独特の漬け方と味を持っている。その伝統を次世代に伝える風習がある。我が家では、家内がその味を母から受け継いで居ましたが、私の脳梗塞発病を期に、塩分をひかえる為中止となっている。




変革

2008-11-08 15:05:59 | Weblog
変革を求めた民の神無月


芯の変革を求めた、アメリカ国民の勝利と言える。オバマ氏の勝利宣言は力強かった。
<我々の前には大きな仕事が待っている。(イラク、アフガンの)二つの戦争、危機に直面した地球、世紀の金融危機だ。新エネルギーを開発し、仕事を創出し、学校を建て、脅威に対処し、各国との同盟関係を修復しなければならない。
 道は長く険しい。坂は急だ。だが、私は今夜ほど希望に満ちたことはない。私は約束する。我々は一つの国民として目標に到達するのだ。>

アフリカ生まれの父を持ち、ハワイ州の低所得者層の出身で弁護士。シカゴで低所得者層を対象に社会福祉事業に従事した。貴重な社会経験を積んだという。貧困層を救済するためには法律や政策を変える必要があるとし、ハーバード大法科大学院に入学する。大変な経歴を持つ本者だ。

九州の炭鉱財閥の息子で 10代から運転手つきの車でクレー射撃に興じていた どこかの宰相とは大きな違いだ。







立冬

2008-11-07 08:16:46 | Weblog
冬立ちて景気と石油さがりけり


今日は、暦の上では冬立、今朝の新聞の一面に「トヨタ営業益七割減金融危機が直撃」とあった。一方、テレビでは石油、ガソリンの大幅の値下げを報道していた。喜びか悲しみかは分からない。我々庶民とっては、これから冬の寒さに向かって石油が安くなるほうが良いのかなと思ったりもする。だが関連の中小零細企業を思うと石油の安くなることが、手放しで喜んではいられないような気がしている。結局分からない。

失敬した渋柿

2008-11-06 14:29:14 | Weblog
しっけいの渋柿喰えば鴉鳴く



歩いておりますと、柿が手の届く高さに上手そうに成っていた。渋柿にも甘がきにも見えて仕方なかった。突如悪い気がもたげて来て、上手そうな柿を一つだけ失敬した。その柿を衣服でぬぐい早速一かぶり、渋い渋いなんて、あわてて吐き出した。黙って失敬した罰が大きすぎた(笑う)

菊花展

2008-11-04 15:52:00 | Weblog
菊づくり卒寿の笑みに深き皺


昨年もブログにしましたが、毎年恵比寿講をまたいで城山公園の一角で「菊花展」が行われている。一寸足を延ばして菊花展を見に行った。今年も90歳過ぎた御老人の作品が飾られてあった。昨年は作品を紹介されただけで、その御老人に会うことが出来なかったが、今年は会場に居なさった。<90歳過ぎて達者で菊つくりが出来て良いですね>と声をかけると<あんたワシのこと知ってんのか>聞き返してきた。そこで<去年あんたのこと聞きました、あんたのはこれとこれでしょう>と指差すと<菊が生きているうちは俺は死ねねや>とにこっと笑っておられた。生き物を育ているからこそ達者なんだなと改めて思った。


老人の作品






恵比寿講

2008-11-03 17:13:19 | Weblog
秋まつり自信に満ちる孫の桴


久しぶりに街は「えびす講」で賑わいを見せた。私ども商店街も色々なイベントでお客さんを呼んだ。太鼓のような音が出るイベントに人が集まる。今年はプロのチームはじめ四組の太鼓チームが競演してくれた。なかに栄村から来てくれた「栄ふるさと太鼓」の小学校一年生の懸命の桴捌きが、可愛くて印象深かった。演奏する一年生に寄り添っていた「おばあちゃん」らしき方が心配そうにしていなさるので、声をかけたら、<今日が孫の初舞台なので心配で付いてきた>とおっしゃっていた。そこで<大丈夫ですよ、御孫さんは自信に満ちた顔つきですよ>と励ましたら、そうですかと、安堵したようだった。孫を持つ私としては、そのおばあちゃんの心境が自分のことのように理解できた。

路上マレットゴルフ



今の世に問うような

2008-11-02 09:31:09 | Weblog
ブロックに突き刺す菊に褒め言葉


写真のように厳しい環境でも、菊の花が堂々と咲き誇っている。多分ブロック塀のほんの小さな隙間から這い出たのだ。ブロック塀の裏を覗いてみると菊の姿らしきものがなかった。生きることの逞しさを感ずる。今の経済的危機や人心の荒廃に、この菊はこの世に何か訴えているような気がしてならなかった。   


色がついた落葉松

2008-11-01 15:29:05 | Weblog
落葉松の色に魅せられ紅葉路


何時も歩くコースから一寸外れると、魅せられるほど綺麗に色ついた小さな唐松林がある。私は、唐松の色といい、どことなくさびしげな紅葉が好きである。下の写真は先日期待して行った戸隠高原の唐松ですが、前の日の突風で道が唐松葉で染まるほどに枯れ落ちていた。その上少し遅かったかなと思った。