葉桜のなかに無数の空あがる
葉桜の葉籠りに息深く吸ふ
あれほどに、まだかまだかと待ち焦がれた、さくらの花なのに散ってしまえば、私初め見向きもしないものだと思う。良く観察すると「葉桜」も青空に映えてなかなか綺麗なものだと以前から思っていた。確か昨年もいまごろ同じような句を詠んだ気がしております。今日の天気予報は午後80%以上の雨だったが、青空がのぞく天気となったので、諦めていた散歩をすることが出来た。途中葉桜となったさくらの並木の傍を通ったので、日増しに濃くなるさくらの木の下からの上を眺めると、なかなかおつな景色であった。青々とした元気なさくらの葉から、躍動感と希望見たいのを戴いたような気がした。