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ときめきの日々を過ごしたい

毎日整骨院通い

2012-05-05 08:44:10 | Weblog

つきまとふ腰痛のまま夏来る

 

今日から立夏。午後になると夏にふさわしく、二十五度くらいの気温となる模様だ。若い時代に過激な運動で腰痛になり、かれこれ五十年以上の付き合いとなる。四月十二日に「 腰痛のはじまるころに燕来ると詠んでいますが、三月の月末から毎日整骨院通いとなる。八十四歳になられた先生とも五十年のお付き合い。三十代の頃の先生は体格も良く力もちだった。今は長い経験とコツで患者に元気に向き合っている。先生は三十五年間毎年、病院のドックにかかっているそうですが、何処も悪いところがなく表彰者だと医師から言われているそうだ。常用にする薬は要らないとのこと、毎日薬を食べるほど飲むわたしとは大違いである。とにかくお元気である。来年から修業中の出孫さんが、先生の整骨院を継いでくれることを楽しみにしているようだ「孫が一人前になるまで頑張らなきゃ」と張り切っている。人は明快な目標があれば、こんなにも頑張れるのだなと改めて思い知らされている。今日の句を「なりはひの腰痛のまま夏来る」と詠みましたが、新聞を見ると「けさの一句」に偶然にも「なりはひの生傷絶えず夏来るが乗っていた。そこで、類似句近くになりますので掲出句に修正した。けさの一句の解説に、日常生活の哀感を詠んだ一句だ。生計を立てていく仕事の為には肉体労働をいとってはいられない。そのせいで治り切っていない傷に加えて、新しい傷もふえる。戦後の社会俳句、苦しい庶民生活の実態を詠っている。