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伝統工芸士

2011-05-21 10:59:42 | Weblog

ゆるぎなき伝統いかす額の花

 

 

なべくら山の『森太郎』

         製作 愛宕町 鷲森 誠 (伝統工芸士)

 

樹齢400年以上とされ、樹高 25m 幹回り534cm根元に大人が楽に入れるほどの空洞が出来ています。雄雄しく幹がのび、表面はゴツゴツしています。2000年春、林野庁の「日本巨樹・巨木100選」に選ばれました。この「森太郎」は、蹴彫りという我が国古来の伝統技法で作られています。「蹴彫り」とは、先を薄く扁平にしたタガネをつかい、角を薄く浮かせて蹴るようにして線彫する技法で、彫りあとがクサビをした三角形の点の連続となることに特徴があります。伝統的工芸品「飯山仏壇」の工程にも用いられ、現在では、大変貴重な技法とされています。伝統工芸士 鷲森 誠さんは知り合いだ。、彼は仏壇の工程では錺金具工程で  鍍金→切断→模様打ち等→紅付けにより銭金具を作ります。素材は銅または真鍮で、様々な鏨(たがね)を駆使して、複雑な模様が刻んでいる。「森太郎」の作品は市役所の正面玄関に飾られています。