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ときめきの日々を過ごしたい

梅に鶯より目白が良い

2011-04-24 06:19:16 | Weblog

  蜜求め小鳥たはむる梅の花

 会津のマッチャンからお借りした「メジロと梅」の写真

 「梅に鴬」は古来から云われており、古くは万葉集に歌われていますが、梅の花に寄ってくるのは、実はメジロです。メジロは花の蜜を吸いにやってくるが、ウグイスは虫を食べる為、特に梅の木に寄る必要が無い。やはり梅と目白が似合う。以前から梅に蜜を吸いに来る目白を撮りたいのですが遭遇しないでいた。「満開の梅に目白のこぼれ飛ぶ」この句は自分なりに佳く詠めたと思いましたが、気が付くと「目白」と「梅の花」は季重ねとなった。私共の句会では季語の重なりは御法度ですが、だが、正岡子規の句に「南天の実をこぼしたる目白かな」がある。この句も季重ねですが「目白」と「南天の実」の重さが違うとのことだ。その上、山口素堂の「目に青葉、山ほととぎす初がつお」は「青葉」「ほととぎす」「初かつお」と一句に三の季語がある有名な句もある。