はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!自転車in台湾 14 台北の夜 2

2011年08月18日 06時45分49秒 | 自転車
汗だくで走る台北の夜。

もうそろそろ台北駅に着く頃だなぁ、と思っていると・・・・

なんだか見覚えのある場所に。
いや、実はこれは喜ばしいことではなく、今日の早朝てくてく歩いた場所、台北駅の南側です!!
なんでこんなところに出てきたんだろう??
確か一本道だったはず・・・・

見覚えがあるといっても、確か、向こうから来て、こっち方面に行った、それは覚えているのですが、そのあとどうしたのか思い出せません
とりあえずUターンしようと思ったら、すぐそこで夜市をやっています。

そういえばまだ晩飯も食べていないし、せっかくなのでちょっと寄っていくか
と、自転車を押しながら人ごみの中へ。

こうやって自転車を押していると、なんだか自分もイッパシの自転車乗りになったような気がして、ちょっと誇らしげです

この夜市、子供がやたら多い。
両脇は射的(みたいの)やらパチンコ(みたいの)やらゲームばっかり。


メシは無いのか・・と歩いて行くと、ありました~

メニュウをみても良く分からないのですが、分かるのが一つありました。
「排骨弁当」 排骨は豚肉のから揚げです。
実家の近くの中華料理屋で、よく排骨麺を食べました。

「パイコウベントウ」でいいのかどうかよく分からなかったので、指差して注文。
と、、、、店のお兄さんがなんだか言っています。
良く分からなかったのですが、どうやら「ここで食べるか?」と聞いているようなので、とりあえず頷いてみました。
あとで分かってきたのですが「○○弁当」を頼むと、かならずテイクアウトかどうか聞かれますね・・・

そして出てきたのが、こいつです。


う~ん、うまそう。もう一度食いてぇ~

揚げたてカリッカリの豚肉、煮卵、厚揚げ(あとから考えると、これが噂の「臭豆腐」)、キャベツのゆでたの、ひき肉などがご飯に載っています。

「うまい!!」

うまいです。
これで60元くらい(200円ちょっと)だったと思います。

うむむ、これは台湾の旅、楽しみになってきましたよぉ~

さて、お腹もいっぱいになったところで、出発。
夜市の反対側に出てきてしまいましたが、多分帰る方角は分かります。

で、大きな交差点で地図に載っている通りがありましたので、これを行けばOK!
と、思ったら・・・

・・・・またさっきの場所に戻ってきてしまいました
何をやってるんだか。

それから数十分後、、、、やっと宿にたどりついたのでした

宿の主人に自転車は中に入れなさい、と言われたので、ありがたくそうさせて頂き、急な階段を担いで登って、部屋で一息。

やっと到着です~
長かった一日、自転車も手に入ったし、めでたしめでたしでした

激走!!自転車in台湾 13 台北の夜

2011年08月18日 05時15分28秒 | 自転車
買ったばかりの自転車で、夜の街に漕ぎだしたボク。
自転車屋さんで頂いた、観光用の地図が頼りです

でも曲がるのは、一回だけ。ここさえ間違えなければ、あとは真っすぐでいいはず・・・・・でした
・・・ところが・・・
まぁ、それはあとで報告するとして。

初めて乗るスポーツタイプの自転車なので、勝手がよく分かりませんが、とりあえずギアのアップ・ダウンはできますので、これをガシャガシャ駆使しながら走ります。
なんでこんなにギアがたくさんあるんだろう・・・・

車道を走っていると、横からスクーターがけっこうなスピードで抜いていきます。
高速道路で、90kmで走行車線を走っている時に、横からインプレッサが180kmで追い抜いて行って、「おわっ!!」っとびっくりする時の感じですね

自転車はバックミラーが付いていないので後ろが見えなくて不便。
バックミラーも付けてもらえば良かったかなぁ(上塗りか・・・)、などと考えながら、できるだけ端っこを走ります。

信号で停まると、後ろからあとからあとからスクーターが湧いてきます。
クルマとクルマの間から浸み出してくるようですね。

ボクは発進が遅いので気を遣います
台湾は右側通行、できるだけ右によって、左から抜いてってもらいます。
少しでも右を開けていて、そこに入りこまれてしまうと、渓流の中で一個突き出している岩みたいに、両サイドにスクーターの流れができてしまって、ものすごく怖い思いをします。

慣れなくて困ったのが、信号手前のシフトダウン。
バイクの場合は停まってからギアを落とすことができますが、自転車は動いていないとギアが変わらない・・・
「あっ!!」と思って信号手前で急いでギアを落とすと、変速が完了する前に停まってしまって、発進はガシャガシャいいながらになってしまいます。

初めてのことなので、まあ慣れないこともあろうさ、と思いながら、それなりに順調に進んできました。

大きな川の手前で道路が橋になる、その上り坂のところで「禁汽車行(確か・・・)」と地面に書かれていて、これはスクーターや自転車は走ってはダメなのだろうと思って、下の道に行きます。

どこで渡るんだろう? と不安になりながら少し行くと、道路は川にぶち当たってT字路に、しかも右折のみ。
地図で見ると、橋は左方向には少し先にありますが、右折方向にはかなり走らないと無いようです

左折してやろうか、とも思いましたが、片側4車線ある道を渡るのはちょっと勇気が要ります(横断歩道は無い)。
仕方なく自転車を歩道に引き揚げて、引き返しました。
こんな時自転車は楽ですよねぇ~

広い通りまで戻って右折し、別の橋を目指します。
なんだかものすごい明るいところにでました。
繁華街と言うか、でかいスーパーみたいなものがあるのでしょうか、その一角でクルマの出入りがとても多い

台北での買い物には興味がないので、そのまま素通りしてしばらく走ると、、、、
前方に高速道路?
行き過ぎたか・・・、と思って地図を見ますが、そんな道路はありません。
道路標識を見ても、観光用の地図にはそこまで詳しいことは書いていません

これで合ってるはずだよなぁ・・・・かなり不安です。
夜の街で方角を間違えると致命的、とんでもない方向に行ってしまうと、とりかえしがつかないので、頻繁に地図を見ながらぼちぼち進むことにしました。

とりあえず川を渡らないと。(その川もこの辺りで蛇行しているので方角の参考にはならない・・・・)
川の方面に向かうため右折すると、やたらと分岐があって訳が分からない。
「右、内湖」とかいう看板があったりして混乱します(内湖区は自転車屋の住所)

それらしい方向に進んでいくと、汽車(スクーター)用の細い道路が上に延びているのを確認。
「橋だ!!」
と喜んで登り出したのですが・・・
「pBEeeee!!!
「ひぃ~・・・!?
スピードが出ない横をスクーターが、時に警笛を鳴らしながらものすごい勢いで抜いていきます。
スクーター2台がやっと並走できるくらいの細い道路で、これはコワイ!!

何回か体を硬直させながら堪えたところで、ふと見ると自転車乗りが一人、歩道にたたずんでいます。
どうやら下の方から歩道が伸びてきて、少し先で合流している模様。

「そうか、歩道に乗れば・・・」

・・・快適です

のんびりと夜景を楽しみながら、時に写真なぞパチリとする余裕などありました。



すの歩道も途中で終わり。
再び車道?スクーター道?に戻って、橋の坂を走り下ります。
「う~ん、快適~
下り坂で束の間のスピード感を楽しんだ後、再び汗だくとなって漕ぎ続けます。

道路は台北駅の北に出る道だということを確認でき、あとは走るだけ。

・・・と、思ったら、まだまだ、台北の夜はこのままでは許してくれないのでした