九份への別れ道、登るべき道を見ながら愕然とします。
これ登るの?
← 写真ではそれほどでもなさそうに見えますが、川の向こう岸を見るとなんとなく・・・
でも行かないわけにはいかないし
ちょっと登ってみてすぐに息があがりました。
これは無理です
自転車初心者が通る道ではなかった・・・・・・と、今更言ってみたところでどうにもなるわけでもなく、行くしかありません
ヒイヒイ言いながら、滝まで来ました。
地図で言うと、まだスタート地点。
早くもバテバテ状態で水分を補給・・・・・・・・・・「あっ」
み、、、水がない!!
常に500mlのペットボトルを3本は持っているようにしているのですが、2本目が既に無くなりかけています。
あと一本か・・・・
ヤバいです。ホントに
途中のコンビニで買おうと思っていたのですが、そういえば一軒もなかったですね・・・。
かといって、今更降りて町まで行く気力は残されていません
「滝の水を飲もうか。。。。。。」と本気で考えました。 が、さすがにやめときました。
それからはもう延々と登り坂。
しかも半端な角度ではありません
ギアを一番軽いので息切れします。
道はにはガードレールが無く、ブロックみたいのが点々と置いてある感じ。
右手の谷の向かいに見える切り立った山がなんだかヨーロッパの山道を彷彿とさせます。
1960年代にモンテカルロのラリーで大活躍したミニもこんな道走ってたのかな・・・・、などと感慨にふけっている
心の余裕などあるはずもなく、ひたすらペダルを踏み続けます。
そうこうしているうちに、道はヘアピンカーブがいくつも繋がっているつづら折れに。
あまりにも急過ぎてカーブの内側はほぼ90度(少し誇張しています)。
登るのは車でも無理!!
大回りになりますが、角度が緩やかな外側を走るしかないんですが、それでももうもたなくなってきました。
歩きます。
自転車乗りなのに
でもいいんです。別に本格的にやってるわけもないし、別にそんなところにはこだわりはないのだ。
気にせず歩いてやる。
ちょっとはずかしいだけ
ただ・・・・・バスが来たときだけは、さすがにカッコ悪い気がして、自転車に跨がります。
といっても、漕ぐわけではなく、あたかもバスが来たので安全のため脇に避けている、といった風に止まっているだけですが・・・
このまま歩いて着くのかと思いましたが、まだ午前中だし、2時間歩けば5kmくらいは進むので、まぁなんとななるはずです。
そしてなんとかつづら折れを克服
但し歩いてですが・・・・
それからは一応自力で走れるくらいの角度でしたので、一応自転車に乗っていきます。
(つづく)