はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!自転車in台湾 84 覚醒

2013年10月08日 01時48分21秒 | 自転車

行くと覚悟を決めて、最後に登ろうとする山。

これを越えると、いきなり台北の街中です。

自転車屋は降りたらすぐのところ。

ここで自転車を分解、梱包してもらって、宿に持って帰るのです

たくさん、と言うほど走ってないかもしれないけど、いろいろあった思い出深い台湾の道、山・・・

泣いても笑っても、これが最後の山です

だからといって、楽に走れるかと言うと、当然のことながらそんなことはなく、やはりツライものはツライ、あたりまえです

えっちらおっちら急坂を登って行って、やがて疲れて降りて歩こうと思う、思いながら、今まで疑問に思ってきたことを思い返していました。

「なんで自転車乗りたちは、降りて押さないのか」

どんなに辛くても、自転車を押して歩いてる人はどこにもいないのです

休んでは、また漕ぎ始める、疲れたらまた休む。

自転車乗りの「誇り」なのだと思っていました

ボクは自転車初心者だし、こってりと自転車乗りルックに身を固めたりしないだろうし、自転車乗りとしての「誇り」なんて無いから、ボクは歩いても全然かまわないんだ、自転車を押しても、ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、こんな疲れること無理にやったってしょうがないし。

そもそも、自転車に乗って上り坂を上るのが目的ではなく、山の向こうに行くのが目的だから、その手段は問わない、バイクでも自転車でも良かった、歩きでも構わない。

そんな風に思って、自転車から降りて歩こうと思ったのですが・・・・・

決して降りて歩かない自転車乗りたちのことをもう一度考えた時、ふと思いました。

なぜ苦しい思いをしても、自転車で登ろうとするのか・・・・?

カッコ悪いから? 自転車乗りとしての誇りのため?

自転車に乗って走る限り、山を登ることは避けられません。

でもせっかく来たのだから、辛い思いをせずに、快適に気持ちよく走りたい。

だとしたら、鍛えて鍛えて自分の能力を上げていかないといけません。

次にここに来た時のため、次に登る知らない山のため、自転車に乗る者はその将来のため、今楽をしてはいけないのではないか?

そしてボクは・・・・

台湾でそこそこイイ自転車を購入した、なんのために?

日本に持って帰ってこれに乗るつもりだ。

当然山にも登るだろう、そこでその時にまたゼイゼイ言って歩くのか?

そしてその次の山もゼイゼイ言って自転車を押して歩くのか・・・・?

答えは「否」である。

自転車にずっと乗るのなら、歩かずに、いつかはこの相棒のペダルを漕いで登りたい・・・・

そう思ったら、自転車を降りれなくなりました。

そう、今の「誇り」のために漕ぐんじゃなくて、自転車に乗る明日の自分のために漕ぐんだ、と言うことに気付いたのです。

この歳になって自転車に乗り始めて、ちょっと斜に構えたモノの考え方をしてしまっていたのでしょうか

それから、辛くても自転車を押して歩くことは、一切無くなりました。

この時、初めて自転車乗りとしての自分が確立されたような気がします

 

・・・・とはいうものの、現実問題としてはやはりつらいものはつらい。

しかも今回の場合は時間制限があります。

自転車屋には17時に行くと言ってあり、22時まで営業なので、日本ならまぁ多少は遅れてもいいか、と思うのですが、ここは外国です

何が起こるか、相手が何を言うか、未知な部分をリスクとして認識しておかねばなりません。

つまり、時間内に到着しないと心配

必然的に現在地が気になります。

ナビなどあればいいのですが、あいにく地図しか持っていない、これではよくわからないのです。

おっ!!

地図がありました、これで大体の位置が分かるぞ

ふむふむ、現在地は人のマークか・・・・

どれどれ・・・・

現在地・・・・どこやねん!!

 

頂上に到着。

なんだかちょっとカッコいい写真が撮れました。

さっきの覚醒によって、自転車への愛着が一層増した気がするのは、気のせいでしょうか・・・

あとは下るのみ。

途中で観光客が行列を作っているつり橋がありました。

いつもなら100%寄り道してくのですが、今回に限ってはちょっと時間がない。残念・・・

備忘のため写真だけ撮って、またシャーっと下ることにします。

次回来た時には「絶対わたるぞ」と心に誓うのでした


激走!!自転車in台湾 83 川湯野天温泉 

2013年10月05日 23時47分15秒 | 自転車

さっきの売店の辺りから下り坂になっています。

通行止めは無く、どうやら無事に通り抜けられたようです

どんどん陽明山を下って行ったところに、「川湯野天温泉」があります。

台湾で野天温泉と言うと、経験上どうやら河原などの囲いの無いワイルドな温泉を指すようです。

地図にバッチリ載っているので、期待していったのですが・・・

何回往復しても、それらしい場所はありません

下の方に川はあるようなのですが、降りるところが見つからないのです。

地図では細い道路が書いてあるのに・・・・

唯一可能性があるのは、なにやら旅館らしい建物。

ただこちらは人の気配はあるのですが、誰も見つからず。

工事中なのでしょうか・・・・

車は何台か停まってるし、さびれた雰囲気もなく。

なんとなく、千と千尋の神隠しで、千尋が迷い込んだ町のような、人気はあるのに人はいない、そんな不自然な感じです。

かなり期待していったのに、なんとも残念な結果です。

あきらめましょう・・・

 

山道を下って広い道に出ました。

温泉に入って、この道で淡々と今日の目的地である自転車屋さんに行くつもりだったのですが・・・・

温泉に入らなかったので、少し余裕ができました。

もう一つ山を登ってショートカットすると、自転車屋には直線的にたどり着けるので、約束の時間には間に合いそうです。

うむむ、、、今からまた山を登るか・・・・もうへとへとなんだけど・・・

ただ、車がけっこうビュンビュン走っていく広い道を下っていくだけの行程と、どっちを採るかと言われると・・・・

やはり山でしょうか・・・・

だんだん意識が自転車乗りっぽくなってきたようです

行くと決めたら、しばらく休憩。

 


激走!!自転車in台湾 82 陽明山 

2013年10月04日 00時34分13秒 | 自転車

途中で食堂のようなところがあったので、かき氷があるか聞いてみました。

ある、ということでしたので頼んでみると・・・・・

確かに氷に蜜がかかってはいますので、体裁はかき氷ですが、こ、、、これは、、、。

 どう見ても紙コップの自販機で買ったジュースに入っている氷では・・・・

正直期待していたかき氷としてはあんまり美味しくはなかったけれど、まずかったわけではなく、それなりにはおいしかったです。

店内の様子。

こんなところでお客は来るのだろうか・・・・峠の茶屋みたいな感じの店。

写真を撮りに外に出ようとしたら、お店の人がボクの着ている台湾Tシャツの背中のサインに気付いたらしく、

「これって・・・・??」

と、興味を示すので、

「下の温泉でもらったTシャツにサインしてもらったんです」

と説明すると、

「じゃあ、ボクも書いてあげるよ」

「え、ほんまですかぁ、ありがとうございます~」

と、サインを追加してもらいました

とってもいい思い出が増えました。

ありがとう、売店のオッちゃん

 


激走!!自転車in台湾 81 硫黄谷3 

2013年09月28日 23時56分59秒 | 自転車

硫黄谷の風景です。

強烈な硫黄のにおいが辺りに立ち込めています。

ボコボコと湯が沸きだしています。

入りてぇ~

湯の川。

ここに穴を掘ったら入れないかなぁ・・・・

あそこに湯船みたいなものが・・・・

でも異常に熱そう 入れませんね。

どっかに秘密の穴場がありそうですが、探す術もなく、あきらめて先に進みます。

かなり登って行ったところで・・・・・

なんと通行止め!?!

ここが通れないとなると、かなりの回り道になります。

呆然としていたら、車が入っていきました。

見ていると、何台か看板を気にせず通っていきます。

バイクなら迷わず行くのですが・・・・

自転車だと、行き止まりで引き返した時のダメージは比較にならないほど大きいので、ここを突っ切って行くのは、かなりのリスクを覚悟しないといけません。

しかし戻って回り道が今の時点で確定してしまうのは、台湾最後の日の出来事としてはかなりショッキング

一縷の望みに賭けることにしました

いつ行き止まりになるか、ドキドキしながらペダルを漕ぎます。

なんでもないところでストップ。理由は・・・

壁の穴にミツバチ?が固まっています。

なにやってるんでしょうか・・・・

他にも何か所かあります。

気になって、気になって、写真に撮っておきました。

ガーン!! 

ついに来たか・・・

通行止め?の看板。

でもここまで来たら、もう最後まで行きましょう

石敢當(いしがんとう)です。

沖縄によくありますね。

台湾から伝わったのか、沖縄から伝わったのか・・・・・

日本とのつながりのあるものを見ると、ホッとしますね

アンテナサイト。

のどが渇いた、暑いし、かき氷食べたい!!

と、思っていたら・・・・

つづく

 


激走!!自転車in台湾 80 硫黄谷2 緑源温泉

2013年09月28日 01時49分45秒 | 自転車

教えてもらったのは「緑源温泉」

プールと露天風呂が併設されています。

硫黄の臭いがきつく、陽明山温泉と同質ですね。

顔のヒリヒリに効きそうだったので、早速ペットボトルに詰めました。

温泉に入ると、中に居たみなさん、人懐こく話しかけてきます

日本から来た、というと、全員がわらわらと集まってきて、代わる代わる質問攻めです

一人の方が台湾のTシャツを着て来てて、「記念にこれをやる」、と言うと、「じゃあこれにみんなでサインをしよう!!」と盛り上がっています。

全員のサインをいただきました

 

記念撮影です。

みなさんプールで泳ぐので水着ですが、ボクはすっぽんぽんです。

この人たちと一緒に来ていた女性が日本語がペラペラでした。

えぇ?日本人でしょ? っていうくらい。

その人によると、どうやらこの方たちはトライアスロンの仲間で、しょっちゅうここにはトレーニングで来られるのだとか。

台湾では名の通ったチームらしいです。

陽気で熱い人たちでした

ありがとう、皆さん!!

台湾最後の日に、ホントに良い思い出となりました。

風呂上りは、当然頂いた台湾Tシャツを着て出発です

 


激走!!自転車in台湾 79 硫黄谷

2013年09月26日 23時55分09秒 | 自転車

久しぶりです。

「まだ書くの・・・ひつこい・・・」と、言われそうですが、まだ書き残しと、一番大事なことをまだ書いてないので、2年前の出来事を1年ぶりに復活です。

さて、前回「新北投(しんぺーとー)温泉」に泊まったところまで書きました(詳しくは2012年9月の記事を参照)。

翌々日の早朝には台湾を出発するという、ゆっくりできる最後の夜、翌日自転車で走れる最後の日でした。

ちょっと奮発して高級ホテル(といっても、7千円くらいだったっけ?)に泊まってみたんでしたっけ。

そうです、露天風呂に入って、ぐっすり眠ってさぁ翌日です。

食堂の脇に自転車を置かせてもらっていたのでした。

日本語が話せる支配人?さんが居て、とっても親切でした。

さぁ、今日が実質最後の日です。

疲れたけど、もう少しひと頑張りです

今日まず目指すのは、硫黄谷。

まぁ名前からして野天風呂がありそうな場所です。

でもそこに行くには陽明山をまた上らねば・・・

クルマ通りの少ない山道をひたすら登っていくと、おぉ~、見えてきました。

日本では「○○地獄」と名前の付きそうな場所です。

しかし、あてずっぽう走っても労多いだけなので(バイクと違って、自転車はやり直しのダメージが大きいのです)、展望所のアベックにちょっと聞いてみました。

なんか英語がペラペラのインテリカップル。

あそこで野天温泉に入りたい、という話をしたら、「あそこは熱すぎて真っ黒焦げになってしまう」とのこと。

ちょっと大げさすぎじゃないか?・・・・とは思ったのですが、それはさておき、露天風呂のある温泉の場所を教えてもらいました

自分で穴を掘って入るようなのを期待していたのですが、仕方ない

一度下まで降りてからのが近い、と言われたのですが、ぜいぜい言いながら稼いだこの位置エネルギーをリセットするのはちょっと悲しすぎます。

多少回り道でも、この先を行った方がいいんだ、と説明すると、「ふ~ん、そんなもんなんだ」ってな感じです。

いや、実際のところ、急坂は自転車を漕いで登ってみないと、あの辛さは分からないんですよねぇ・・・

硫黄谷をぐるりと回って、谷の反対側の教えてもらった温泉に行ってみました~

(つづく)

 


電動アシスト自転車

2013年09月18日 00時56分27秒 | 自転車

先日、福井県の一乗谷朝倉氏遺跡に行ってきました。

織田信長に焼き討ちされるまで、京都や大阪の堺に次ぐ規模の都市だったようです

こんな山の中にそんな大都市があったとは・・・

かなり広い遺跡なので、自転車のレンタルがありました。

なんと無料!!

保証金1000円を払って、誰でも借りれます。

人はそこそこ居たのに、誰も借りてなかったのが気になりましたが、サイクリングは大好きなので借りることにしました。

普通の自転車と電動アシストのがあります。

別に坂があるわけでもなし、電動なんていらないやと思ったのですが、子供が乗ってみたいというので、電動アシストにしてみました

乗ってみて・・・・

これはスゴイ!!

ペダルをグッと踏むと、一瞬タイムラグはあるものの、ほとんど力をかけることなく、軽々とペダルが回るのです

子供も大喜びで、うひゃうひゃ言いながら漕いでました

ただどこまでもスピードが出るわけではなく、あるところで頭打ちになるようですね。

のんびりと流すなら、ほとんど力もいらず、楽ちんで走れますねぇ~

うむむ・・・・ちょっと欲しくなってしまいましたが、力の要らない自転車なんて自転車じゃない気もします。

まぁ、でもどちらにしたって買わないですけどね

ぐるりと回って、誰も借りてないわけが判りました。

ぐるりと一周まわって帰ってくるようなコースになっているのです。

自転車は歩道は走れないので、ある場所まで自転車で行って、歩いて回って、いちいち自転車を置いた場所に戻ってこねばなりません。

結局、歩く距離はそれ程変わらないような気がします

まぁでも、川沿いを走って気持ちよかったし、電動アシストがどんなものか分かったのでよしとしましょう

 

 

 

 


自転車で探検! 5

2013年09月05日 00時25分38秒 | 自転車

山を切り崩した道を、太陽(帰る方向)に向かって下っていくと、例の用途不明の水道施設に出ました。

でも、もと来た道を戻るのは絶対避けねばなりません。

これはバイクのツーリングでは基本の考え方(自分だけの)

この考え方に従い、」違う道を探していると、施設の上流に行く道を見つけました。

これは行って見ねばなりません。

この大量の水がどこから来ているのか確かめねば!!

しかし、、、1kmも走らないうちに行き止まりでした・・・

水は・・・・穴?トンネル?からすごい勢いで流れ出していました。

この水がどこから来ているかは結局解らずじまい。

うむむ、、、気になる、気になるなぁ・・・・

帰ってグーグルの地図で見てみましたが、突然ここから水路が始まっていて、その源を推測させるようなものは何もありません。

不思議だ・・・・・

里山の夕暮れです。

山の中から平地に出てきました。

行きに発病した、どっかに行ってしまいたい病は、ちょっと治まったみたいです。

「まぁそろそろ帰るか・・・・」とすんなり思えるようになっていました。

少しはモヤモヤ解消になったようです

 

空が高い・・・

もう秋ですね


自転車で探検! 4

2013年09月03日 01時38分27秒 | 自転車

ブラジルの熱帯雨林を切り開いたような道(って、よくわからない例えですが・・・)を、枝や幹や石ころを避け、あるいは踏みしめ進んでいくと・・・・・

とんでもない急坂が・・・・

写真で見るとあまりこの急さが解りませんが、35°くらいあるでしょうか。

スキー場でも滅多に見かけないくらいの角度です。

最初は自転車で登ろうとしたのですが、すぐに断念

自転車を押し上げながら、ずるずる落ちそうになりながら頂上に到着

 

上は交差点(十字路)になっていました。

「一体なんなんだ、この道は・・・・」

こんな山の中に、こんなに道を作って、どうするつもりなんでしょうか?

ぐるりと見回して、、、、、「あぁ、これか」 と

ゴルフ場でしょうか。遠くに緑の芝生が見えています。

杉の植林されていない、自然に近い雑木林が無残な姿に変わりつつあります

なんでこんなことしてしまうのかなぁ・・・・

未舗装路を走るのは楽しいけれど、これはちょっと悲しい気分に

無残に転がされている木が、一層その気分を増加させます

 

さて、この十字路のどっちに行くか。しかも、もう日が暮れそうです。

それでも、この先に何があるのか、どこに繋がっているのか、やはり気になるので、この先へ。

でも、少し坂を下ったら、ゴルフ場に突き当り、行き止まりに。

ゴルフ場はもう既に出来上がっているというか、この道はゴルフ場に関係あるのか、よくわからなくなってきました。

 

残る道は、この先にでどうやら繋がっているように見えるので、走りやすそうな方で、家路につきます。

途中、歩いている人を見かけました・・・

一体どっから来たのか・・・・ なんのために・・・・?

なんだか謎の多い道でした。


自転車で探検! 3

2013年09月01日 22時16分03秒 | 自転車

街から離れるにつれ、川はコンクリートで固められた人工的なのから、自然の状態に近くなってきます。

いまどき珍しい、木の橋がありました(柱も何もかも木)

木の橋がほとんど写っていませんが、逆光で、どんな写真が撮れてるのかわからずに撮っていますので、ご容赦ください

ずっとこの川沿いを走っていくつもりだったのですが・・・・・

川の右岸を走っていたのですが、脇から支流が流れ込んでいる場所があり、そのまま支流の方へ

細い木の橋はあったのですが、支流沿いにも未舗装路が続いています。

初志貫徹するなら橋を渡って本流へいくのですが、この支流沿いを今見逃すと、忘れてしまってもう来ないかもしれません。

本流の方は、今日走らなくても、見残し感が大きいので、いつか必ず来るでしょうし、今回は支流沿いへ行くことにします

対岸にも未舗装路があり、行き止まりになったら対岸を走って本流へ戻ればいいですね。

すぐに舗装路に出るか、行き止まりだろうと思っていたのですが、意外とこの道が続きます。

巨大な松の林がありました。

何が巨大かって、背の高さや、林の面積ではなく、枝のひと固まりと言うか、要は松の葉がものすごく長いのです。

葉まで含めた枝の太さが一抱えくらいあります

よ~く見てください、比較する対象が無いので判りにくいですが、バランスが変なのが解りますか?

なんだか自分が小さくなったような錯覚に陥りますね。

なにやら妙な設備に出ました。

水路が二つに分断され、ものすごい量の水が流れていきます。

この水路沿いに走って、どこに流れ込んでいるのか見届けたい衝動に駆られましたが、この先の道路には立ち入り禁止になっていたので断念

この先まだ未舗装路は続きます。

ため池にでました。

写真では、もう日が暮れそうな感じですが、まだまだ明るく大丈夫です。

まだ行けます

と、思ったら、その先は道を切り開いたばかりの様で、木の枝や幹がゴロゴロしています。

パンクしないか、何かに引っかけて壊したりしないか心配しながら、慎重に走っていくと・・・・・

次回です

 


自転車で探検! 2

2013年08月29日 01時06分36秒 | 自転車

さて、バイク用品店をキャンセルして家に帰り、すっかり雨が上がって明るくなった世界に誘われて、ふらふらと自転車を漕ぎ出します。

といっても、とりあえず目指すのはいつもの川

ただ時間があるので、その先の古い街並みにあるカフェにでも行くか、と思って向かったのですが・・・・

店の前まで来て、せっかくまだまだ時間があるので、もっと先まで自転車を走らせるか・・・と、素通りです

「帰りに寄るか」といつも思うのですが、帰るときには日も暮れ、すなわちご飯どきになっていて、結局また素通りですね・・・

この先にあるのは、低い山々が連なる里山地帯。

植林されていない雑木林の合間に、のどかな田園が広がったと思うとまた山、、、、の連続で、自転車で走るにはうってつけなのです

カフェからしばらく走ると川沿いに出ました。

ちょっと走ってみるうちに、今日はこの川沿いにとことん走ってみよう、という気になりました

自転車やバイクで行くあてもなく走るとき、もしくはツーリングでコースを決めるとき、好まれるのが「海沿い川沿い滝ダム半島峠道」ですね

国道○○号線をひたすら走るというのもあります。

ある地域をあてもなく思いつくままにハンドルを切るのも、新しい発見があっておもしろいのですが、ひたすら何かに沿って走るのは、終着点、もしくは途中で引き返したとしても、ここまでやり遂げた、という充実感があるんですねぇ

それと、なんだか筋が通ってるというか、ポリシーが明確なので、その点で落ち着くのかもしれません

さて、整備された散歩道のような川沿いを快調に走っていくと、いつのまにやら街中を過ぎ、田園地帯に出ます。

ここあたりからは、堤防の未舗装路が走れますね。

トコトコと草道を走っていくと、田畑を吹き抜ける風が秋の気配を運んできます

真っ直ぐな川沿いをひたすら真っ直ぐ走っているうちに、このままどこまででも行ってしまいたい気持ちが無性に高まってくるのでした

明日もあさってもその次も、ずーっとこうやって走って行きたい・・・・

このところ仕事もうまく回っていかないし、裏目に出ることも多い。

夜も遅くて、土日の休みだけが生きがいなのに、昨日も出勤したし、今日も夕方まで雨でくすぶっていました

頭の毛もバサバサ抜け落ちて、すっかり薄くなってしまいました

それでも比較すると、まだまだ恵まれた環境であろうことは解ってはいるのですが・・・・

でも、もう少し頑張る気力を失ったら、ぽっきりと折れてしまうかもしれない、そんなココロの状況です。

緑の草を踏みしめ、木々の間を抜けて走っていくと、この心地よい環境の中に同化して溶け込んでしまって、誰にも見つからないようになったらどんなに幸せだろうかなぁ・・・

などと考えながら、川沿いを走るのでした。

 


自転車で探検! 1

2013年08月27日 00時52分38秒 | 自転車

日曜日、雨・・・・

土曜日は出勤したので、休みは1日だけなのですが。

屋外の仕事もできないので、今度のライブに備えラッパの練習をして、秋の祭で吹く横笛の練習をして、切れた草刈機のストラップを買いにホームセンターへ

特設ワゴンセールで、なんだか本の安売りをしていたので、眺めていたら、なんと!!

「2ストローク」

なる本があるではないですか!!

「こ、、、これは・・・・」

1800円の本が680円。買わない手はありません。

2ストロークなら、わが愛車、最終型のTZR250SPR(最強かどうかは別として)が載っていないわけがありません

パラパラめくってみると、うむむ、なんだかRZとガンマとKHに偏っているなぁとは思ったのですが、あまり見ると家で見る楽しみがなくなるので、ろくに見ずに購入

気分が高揚した中で、ふと破れた上着のことを思い出しました

もう20年ほど着続けているクシタニ(バイク用品のブランド)のウェアです。

「KUSHITANI」文字が入っている部分は、今でこそ自然に見えますが、実は当初ビニールのコーティングがしてあったのが、全て剥がれて今の状態になっているのです

多少古ぼけて見えるのはアジとして、さすがに破れてウェアとしての機能を果たさなくなったら替えないといけません。

前回の群馬ツーリングで肩甲骨のあたりが破れてきました。

縫う手もあるのですが、リュックならまだしも服はなぁ・・・・

最近は肘や肩や背中を保護するパッドの入った服が主流だし、メッシュでできた風通しの良い上着も出ています。

安全を考えて、パッドは欲しいなぁと思うと、そろそろ買い替え時ですよね~

「そうだ、バイク用品店に行こう」

どうせ子供とヨメは近所の遊園地にお友達と遊びに行くので自分一人です。

今なら夏物の安売りをしているかもしれません。

そそくさと草刈機のストラップを購入し、軽トラに乗ってバイク用品店に向けて出発!!

ちょっと待てよ・・・・上着買うならクシタニの店よなぁ・・・

方角は違うけれど、同じくらいの距離の場所に、大きなバイク用品店と、クシタニの販売店があります。

タンクバッグも同じく20年くらい使用していて、見てくれ上はそれ程でもないのですが、雨が降った時に中が水浸しになるので、こちらも買おうと思うと、

バイク用品店だが、、、ウェアはクシタニと決めているのでクシタニの店か・・・

迷いながら走っていると、空は明るく、太陽が顔を出してきました

「うむむ、、、、せっかくなのでバイクで行こうかな・・・・」

などと考えながら堤防の道を走っていると、なんだか1時間近くも車で走って買い物に行くのが勿体なくなってきました。

「だめだ、引き返そう」

バイク本を買って高揚した気分は、明るい太陽の下でバイク用品から別の方向へ・・・・

前置きが非常に長かったですが、これからやっと自転車のはなしです

次回からです

 

 

 


パンク!?

2013年07月16日 00時55分15秒 | 自転車

自転車置き場の自転車がパンクしていました。

電車もあるし、原付もあるので、当面は大丈夫なのですが、ちょっと寂しいですね

とはいうものの、この時期、実はあまり通勤で自転車に乗りたくないというのが本音

毎朝と毎夜、汗をかきながら、というか、正確には自転車から降りた後に汗が噴き出してくるのですが、暑い季節に通勤で自転車を使うのはちょっときついかもしれません。

シャツを2枚用意しておかないと、朝から会社で汗臭くなってないといけません

その点電車は楽ちんですが、時間がかかるし、早く家を出ないといけないし、何より時間を気にしないといけないのが面倒です。

好きな時に思ったようにならない、乗り遅れたら当然自己責任なのですが、やり場のない口惜しさが残るのがどうしようもなくイヤで・・・・

で、原付ですね  原付はいいです。

速いし、早いし、気持ちいいし、言うことはないのですが、ただガソリン代は必要です。

ホントはバイクがいいのですが、地球温暖化と倹約のために自転車です。

パンクのおかげで、選択肢がひとつ減りました。

毎日がちょっと変わる。

まぁそれはそれでいいかもしれません


自転車パンク修理

2013年05月26日 21時19分25秒 | 自転車

通勤用の自転車がパンクしたので、修理しなければならないのですが・・・

前輪なのですぐ車輪が外せるし(後輪はギアがあってややこしそう)、自分でやってみることにしました。

前回台湾で買った自転車がパンクした時に、バイク屋兼自転車屋のバンドのリーダーのところに持って行っていろいろ教えてもらったので、なんとかできそうな気がします。

今後、出先でパンクした時のことを考えて、出来るようにしといた方がいいですよねぇ~

まず、車軸のレバーを倒して、ねじを緩めます。

簡単に車軸がすっぽりと抜けました。

空気を全部抜いて、外した車輪のタイヤとホイールの縁との間に専用の工具を突っ込んで、ベロを引き出します。

一か所引き出したら、あとは指を突っ込んで、車輪の周囲全部のベロを引っ張り出します。

外側のタイヤの中に空気の入ったチューブが格納されているので、ズルズルと引っ張り出します。

水を張ったバケツの中に、空気を入れたチューブを沈ませ、ぎゅっとチューブを圧迫しながらあぶくが出ているところを探します。

見つけました こいつが犯人です!!

水から出してよ~く見ると、穴がありました。

何かを踏んだのでしょうか・・・・

穴が見つかったら、今度はタイヤ側の確認です。

タイヤにパンクの原因となった釘などがまだ刺さっているかもしれませんので

もし残っていると、せっかくチューブを修理しても、チューブを再度格納した時点でまた刺さって穴が開いてしまいます

なのでタイヤの裏側に突起物が無いかどうか、指を突っ込んでタイヤの裏側を触診するのです。

バイク屋いわく、気を付けないと、残っていた釘などで指を怪我することもあるそうです。

今回使用するのは、パンク箇所に貼るパッチと、それを貼り付けるための接着剤。

どちらも百円ショップで購入。当然値段は105円、TOTAL210円

ここまで準備して、さあ接着を始めようと思ったら・・・

変なものを見つけてしまいました。

さっきの穴と同じような穴らしきものが沢山・・・

空気は漏れてはいませんが、他にも沢山あって、しかも一直線に並んでいます

うむむ、、、これは・・・・

今回パッチを貼って治しても、すぐに他のところから漏れてきそうですね。

ボクがもらってくるまでかなり長い間(2~3年)屋外で放置されていたようなので、もうゴムが劣化して寿命が来てるのだと思います。

パッチ当てによる修理から、チューブ交換に切り替えました。

交換するだけなので、パッチ当てよりはかなり簡単です。

バイク屋でこの自転車に合ったサイズのチューブを買ってきて、タイヤの中に格納して終了。

手順は外すのと逆ですので、とくに難しいことはありませんでした

バイク屋でやってもらうとあっという間なのですが、初めてということでかなり時間がかかってしまいました

でもこれで出先でパンクしても慌てることはないでしょう。

ただし、代わりのチューブを持っていれば、の話ですけどね~

後輪はまた次回チャレンジです

 


子供と自転車2

2013年04月19日 01時32分01秒 | 自転車

自転車に空気を入れて出発です。

あったかいと思ったら、まだまだ風はそんなものではなく、ウィンドブレーカーを着てきてよかった

途中、子供がジュースが飲みたいと言う。

いつものことで、出掛けると必ずジュースを欲しがるのはなぜ?

水筒に水を持たされているので、特に水分補給の観点では問題はありません。

ただ、金銭的なことから言うと、カフェに行っていつもの小さな小豆チーズケーキを食べると、一人600円くらいかかります。

ジュースだと、150円・・・

うむむ、、、、懐のことを考えるとジュースですな。

ちょっと待てよ・・・・

いつもの休憩所でジュース飲んで帰ってくれば、時間的にもかなり短縮でき、会社に行く時間もバッチリ確保できます。

でも、カフェにも行きたいよなぁ~

川に出る前の最後の自販機の前で、ふたりで思案します。

子供はどっちでもいい、と言うし、気持ち的にはカフェに行きたいのだけど、頭で考えると間違いなくジュース・・・

う~む、ここはカフェでゆったりしたい気持ちをグッとこらえてジュースを選択しました。

・・・・しかし、こんなときは、ほんとは直感を信じるのが一番なんですけどねぇ~

後でそれを実感することになるです。

 

さて、子供はどれを買うか迷って迷って、意を決して買ったのが乳酸菌飲料。

「あれ、、、これ炭酸かなぁ・・・?」

「んん? 違うと思うよ」

「・・・・・・」

どうやら炭酸が良かったようです。

かなりショックを受けている模様。

さて、こんな時どうしますか?

「あぁあ、残念。自分が判断して決めたんやからしゃあないな。今度から気ぃつけな」

と、自分が取った行動の結果に責任をきっちり持たせるか・・・・・・

 

「しゃあないな、こっちはパパ好きやし、パパが飲むから炭酸のやつ買いな」

と懐の広いところと、相手に対する思いやりを見せ、子供に、人に気遣いやさしくすることの手本を見せるか・・・・

悩ましい決断ではありますが、ボクは後者。

子供は、いつもヨメからかなり厳しくガミガミ躾けられている(成果が挙がっているかどうかは別として・・・・)ので、ボクは出来るだけ優しく接するようにしています。

甘やかしてるといわれるかもしれませんが、そもそも故意でない「ミス」に対しては寛容であるべし、と決めているので、これはいいのです

ジュースをゲットして、川に向かいます

(つづく)