みなさん!!6月4日、今日は何の日ですか?
平和な?日本の日常の中では、「虫歯予防デイ」なる、6,4を「むし」と呼んで、子供たちをはじめ、大切な歯を虫歯菌から守ろうと呼びかける日となっています。
しかし、私の記憶に鮮明なのは、1989年6月4日に起きた、「中国天安門事件」です。
ただし、この6月4日は、第二次天安門事件と呼ばれていて、1976年の4月5日に、周恩来が死亡した時に発生した天安門事件を第一次と称している。
18年前に発生した、第二次天安門事件は、私には衝撃的な事件であり、テレビ映像で全てが伝わったわけではないが、学生、知識人、労働者達が民主化を求めて運動し、漢民族の王丹、柴玲、ウイグル族出身のウーアルカイシ等が指導したとされている。
天安門広場では、胡耀邦の追悼集会を契機に、1989年4月頃から、学生達が民主化を求めてストライキを始めていたのだが、全国的な広がりに発展し、天安門広場でカンパを集め始め、天安門広場に政府に物申す人民達が集まりだしたのである。
そこで、中国政府は6月4日に、人民解放軍を天安門広場に出動させて、デモの鎮圧をはじめたのである。
武力弾圧をしようとする戦車の前に、ひとりの若者が飛び出して威圧して、その戦車が進めずに戻っていく映像が、中国国内だけでなく、全世界に配信されたのである。
全世界に、天安門事件の経過が報道されて、世界各国が中国政府を非難し、ヨーロッパ諸国は、対中兵器輸出を禁止するなどの措置がなされ、中国国内では、当時の中国共産党総書記であった、ショウ紫陽氏がデモ隊に同情的な発言をしたことで、失脚したのである。
この天安門事件は多くの謎の部分もあり、死傷者が多数でたと思われるのに、当時は数名とされ、後に中国政府の発表では死者が319名だとされた。
この事件の最大の衝撃は、人民解放軍と言う名の人民を守るべき「中国軍」が、自国民を戦車や銃で殺戮したということであった。
聞くところによると民主化を求める学生、人民を前に、人民解放軍の先頭に立たされたのは、何と北京を中心とする標準語の中国語を話さない、モンゴル出身の人民軍の兵士だったという。
そして、残虐な殺戮が繰り返されたという現実は、現在もインターネット上の写真の数々や、亡命した民主化指導者の証言などによっても明らかだが、中国政府は口をつぐんで、ネット上のチェックや検索に神経を尖らせている。
明らかな人権侵害があり、国際的にも多くの非難がなされたが、中国政府はほとんどコメントせず約20年が経過して、来年北京オリンピックを開催するに至るのである。
中国の民主化、人権尊重、一党独裁からの解放などは、何時になったら実現されるのであろうか。
平和な?日本の日常の中では、「虫歯予防デイ」なる、6,4を「むし」と呼んで、子供たちをはじめ、大切な歯を虫歯菌から守ろうと呼びかける日となっています。
しかし、私の記憶に鮮明なのは、1989年6月4日に起きた、「中国天安門事件」です。
ただし、この6月4日は、第二次天安門事件と呼ばれていて、1976年の4月5日に、周恩来が死亡した時に発生した天安門事件を第一次と称している。
18年前に発生した、第二次天安門事件は、私には衝撃的な事件であり、テレビ映像で全てが伝わったわけではないが、学生、知識人、労働者達が民主化を求めて運動し、漢民族の王丹、柴玲、ウイグル族出身のウーアルカイシ等が指導したとされている。
天安門広場では、胡耀邦の追悼集会を契機に、1989年4月頃から、学生達が民主化を求めてストライキを始めていたのだが、全国的な広がりに発展し、天安門広場でカンパを集め始め、天安門広場に政府に物申す人民達が集まりだしたのである。
そこで、中国政府は6月4日に、人民解放軍を天安門広場に出動させて、デモの鎮圧をはじめたのである。
武力弾圧をしようとする戦車の前に、ひとりの若者が飛び出して威圧して、その戦車が進めずに戻っていく映像が、中国国内だけでなく、全世界に配信されたのである。
全世界に、天安門事件の経過が報道されて、世界各国が中国政府を非難し、ヨーロッパ諸国は、対中兵器輸出を禁止するなどの措置がなされ、中国国内では、当時の中国共産党総書記であった、ショウ紫陽氏がデモ隊に同情的な発言をしたことで、失脚したのである。
この天安門事件は多くの謎の部分もあり、死傷者が多数でたと思われるのに、当時は数名とされ、後に中国政府の発表では死者が319名だとされた。
この事件の最大の衝撃は、人民解放軍と言う名の人民を守るべき「中国軍」が、自国民を戦車や銃で殺戮したということであった。
聞くところによると民主化を求める学生、人民を前に、人民解放軍の先頭に立たされたのは、何と北京を中心とする標準語の中国語を話さない、モンゴル出身の人民軍の兵士だったという。
そして、残虐な殺戮が繰り返されたという現実は、現在もインターネット上の写真の数々や、亡命した民主化指導者の証言などによっても明らかだが、中国政府は口をつぐんで、ネット上のチェックや検索に神経を尖らせている。
明らかな人権侵害があり、国際的にも多くの非難がなされたが、中国政府はほとんどコメントせず約20年が経過して、来年北京オリンピックを開催するに至るのである。
中国の民主化、人権尊重、一党独裁からの解放などは、何時になったら実現されるのであろうか。