ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「インフルエンザ」大流行。

2012年02月03日 | 季節の話題
 全国的にインフルエンザが猛威を振るっているらしく、我が家族の中でも娘の旦那と孫のK君が立派に感染してしまって、旦那は先週はじめまで約5日間欠勤を余儀なくされ、娘もパートのホームヘルパーの仕事を強制的に休まずにはいられないという状態で、「なんで旦那の風邪で出勤停止なの?」と自問自答していた様である。

 今週は娘の子どもである孫がインフルだと宣言されて、父である旦那のウイルスが感染したのかと当然思ったのだが、なにやら違うらしく、旦那と孫のウイルスの型はA型とB型で異なっていたらしく、各々別の感染ルートからの感染であったらしく、孫の場合はインフルの予防接種を何度かしていたのに、別なウイルスにかかったらしく、なんともワクチンの注射をしていたにも関わらず、感染してしまったという残念な例となってしまった様である。

 いずれにせよ、2011年冬から2012年にかけて、インフルエンザの流行が増加していて、昨年末の第52週にはほとんど感染の報告がなかった、我が京都府なのだが、今年の一週目から徐々に感染者、すなわち地域の診療機関で「インフルエンザ」の検査を受けてウイルスが見つかった真性患者だけでも急増していて、第四週目の一月下旬では18ある京都府内の保険所の内、現在は12ヶ所の地域がインフルエンザの流行の警報が出ているという実態である。

 全国的には、定点とされる報告数だけでも患者数が17万人を突破しているが、昨年の同時期の最高値と比べも、はるかに上回る患者数を示していて、定点医療機関からの報告を基に、定点以外の全国の医療機関を、この一週間受診した患者数は、推定で約173万人となり、その内5-9歳が約50万人、10-14歳が約33万人、0-4歳が約26万人、30代が約16万人、40代約12万人、60代以上が約11万人となっていて、14歳以下が全推計患者数の6割以上を占めている。

 都道府県別では、福井、高知、愛知、三重、岐阜、和歌山、静岡、石川、山口、岩手県の順で多く、三週連続して全ての都道府県で患者数の報告が増えていて、定点あたりの報告数が14県で40.00を上回り、警報レベルを超えている保健所地域として、42都道府県の285箇所が報告されていて、注意報レベルのみを超えている保健所地域の41都道府県、214箇所と減少したという。

 2011年第51週から2012年第3週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出は、AH3亜型(A香港型)が最も多く、B型、AH1pdm09の順となっていると、インフルエンザ流行レベルマップではコメントされている。

 全国的なインフルエンザ流行レベルマップによれば、全国的な現在の流行状況を全国都道府県地図に警報レベルから注意報レベルまでの6段階で色分けして表示しているのだが、先にも記したが近畿、東海、北陸地域と東北の福島、山形と四国の徳島を除く3県と山口県が赤で塗られていて、京都はピンク色で警報レベルでは二番目なのだが相当流行している様である。

 地元の小中学校でも学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいるのだが、生憎市内の学校であるのに、対象となっているインフルエンザウイルスがA型とB型と異なるケースもあって、必ずしも一度ワクチンを接種したからと言って、この大流行の別のインフルエンザに感染しないという保障はなく、誰しもが高熱と共に体の節々がダルクナって仕事や学校を休まないといけない状態になることは回避したいので、十分な予防を心がけるべきである。

 外出した後、帰宅した場合の手洗い、うがいなどの基本的な注意と細かい留意点を守ることと、しっかりと美味しい季節の食材を食して、暖かくして過ごし、ゆっくりと十分な睡眠をとることが肝心だと言われている。

 インフルエンザにかからぬ様に、皆さん注意してくださいな。
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